何はともあれ、注文していたランドナー関係の部品がピラー以外手もとに届いたのと、フレーム塗装、既存部品油洗が完了し、やっトコ再組立開始です(650×38Bタイヤの入手に少々手間取った)。
ちなみにここまでかかった費用は、消耗・紛失部品交換で約三万円、それ以外にネジや曲板、塗料等薬品代五千円で、作業時間は約30時間ほどでしょうか。
まぁ35,000円で粗大ゴミから往年のRoyalNorton号が蘇ると思えば安いもんです。
今後の組立予定計画を立ててみます。
セオリー通り進めます。
参考書は既出のサイクルスポーツ(八重洲出版)1985年臨時増刊「最新パーツカタログと整備マニュアル」。この「整備マニュアル」は数年毎定期的に発行されていた秀逸な書籍(最近のは知らないが)で、この85年版がランドナーを扱った最後のマニュアルだったと記憶しています(本誌は、蛇足ながら時のバイクメーカー各社、新分野トライアスロンバイクに注力していたことが広告から良く判る)。
組立順は、
(1) ヘッドパーツとフロントフォーク装着
(2) チェンホイール(クランク)装着
(3) R・Fディレイラー装着
(4) シフトレバー装着
(5) シフトワイヤー仮通し
(6) カンチブレーキ装着
(7) ホイール、ピラー(+サドル)、ハンドルポスト装着
(8) シフト(ワイヤー張り、ギアチェンジ作動テスト)調整
(9) ブレーキ(ワイヤー張り、シュー位置決め)調整
※ ここで第1回試走(100m)
(10) マッドガード装着
(11) キャンピングキャリア装着
(12) ペダル装着
(13) 電装系
(14) 細部調整
(15) チェングリスアップ
(16) 数メートルの試験走行
(17) 再度の点検調整
(18) 100m前後試験走行(第2回目)
(19) もう一度全点検
(20) 完成・4?5kmテストライド
他に合間作業として、
○ホイール組立
○ハンドル組立
○マッドガード工作(前と後・後半)
○ピラーヤグラにサドルをセット
このような感じになります。
また、前後新しいマッドガードを購入したので、この際せっかくなので前ガードも工作しようと思っています。
【ノートン号、本記事執筆時点の姿】 全塗装磨き前フレームとオイル洗浄後部品単位で分解