過去の旅の記録です。
※現在とは状況がかなり違うと思いますので参考にはなりません。
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【計画】輪行利用。飛騨高山側からR158安房峠を越え、上高地経由で信州松本に抜ける。
【日時】平成2年9月15日?9月17日
【コース】(9/15)輪行、夜行列車[泊] (9/16)→JR高山駅(スタート){R158}→平湯→安房峠→中の湯{長野県道24号}→上高地[泊] (9/17)→中の湯{R158}→奈川渡ダム→島々→JR松本駅(ゴール)
【走行距離】約116km
《9月15日》(天候:曇)
ノートン号を輪行袋に詰め込み、上野から寝台特急北陸号に乗り込む。
《9月16日》(天候:曇・小雨)
5時39分、定刻通り富山駅着。高山本線普通列車824Dに乗り換え高山8時12分着。
輪行袋からマシンを取り出し組み立て、朝食後9時10分出発。
R158を平湯方面へ向かう。小雨が降るが、長い上り坂のため心地よい。
平湯11時50分着。昼食をとり、いよいよ安房峠への登り開始。
標高を稼ぎどんどん登る。北アルプスの秋風が逆に寒く感じる。
やがて安房峠ピーク到着。
ダウンヒル開始!
あっという間に信州側の中の湯に到着。
安房トンネルの工事が進んでいた。
ゲートが降りていて一般車の入れない長野県道24号(通称『上高地公園線』)に入り上高地方面へ進路を変更。
そして釜トンネル・・・
露出した岩と狭い幅員、更に16.5%という超急勾配を限りなく非力な車両であるチャリで走る。
追い打ちをかけるように路面は湧水が流れ滑るし大型観光バスが横を走るし・・・
安房峠の登りより辛いトンネルをなんとか脱し、大正池を過ぎ15時40分上高地に到着。
ここには何度も来ているがいつ来ても良いところだ。
いつもは、北アルプスへのアプローチ地点もしくは下山場所としての上高地を今回は初めて自転車で来た。
宿を探し、相部屋の山小屋泊。
夜相部屋のパーティ(若い男3名)と雑談するが、どうも槍沢ルートで槍ヶ岳を目指すみたいだったが、無謀計画(「一日で肩の小屋まで?」とか言っていた。う?む)なようで、コースタイムなど決めてなかった模様。
しらね?ぞと思いながら就眠。
《9月17日》(天候:小雨→雨)
5時、無謀パーティより早く起床(笑)。
ちなみにワンゲル部時代の起床時間はなんと3時!また、夏の南アルプス南部ルートを攻めたときは、南ア南部特有の午後の定期便(雷雨)が来る前に露営地に着かねばならない都合上、行動開始を早めるため2時に起床だった。
付近を散策して久々の北アを満喫。シーズン後なので観光客もまばら。
上高地を一通り巡った後ノートン号に乗る。
後は一気に松本まで下るのみ!
釜トンネルも下りなので数分で通過。
途中、奈川渡ダムで休憩するが、雨が強くなってきたので足早に去る。
島々を過ぎ、山間部を抜け、安曇野の平野を走り松本に10時45分到着。
ノートン号を輪行袋にパックし、松本を散歩したのち、11時59分発あずさ16号で帰路につく。
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2009年現在、安房トンネルは既に完成済み。峠は旧道で現在の状況は不明。また、釜トンネルもルート変更後新しくなり自転車が通行できるかは不明。