国分寺村分水と二支:辿る編その3 恋ヶ窪村分水

■ルートマップ(分水分岐点→姿見の池)

※注意:あくまで推定ルートです。

より大きな地図で 国分寺村分水 恋ヶ窪分水 貫井村分水 を表示

国分寺村分水を後にして、次は恋ヶ窪村分水を辿ってみます。

流路は、先の国分寺村分水・恋ヶ窪村分水分岐点(A1-1)から南に下がります。

p1110622

(↑)(A3-4)付近の府中街道。

初め古地図を見て引っかかりました。

koku02

(A3-4)から東に転進するとばっかり思ってました。

p1110623

(A3-4)から東へ下る道。

結論から言うと、これは間違いで、現在の府中街道は新道であって旧来の鎌倉街道ではないということです。
よく見ると「東福寺」が街道西に描かれており、現在の位置とは異なります。
実は旧鎌倉街道がこの府中街道よりやや東にあって、そこに分水が流れていました。

ということで、北の(A3-1)へ。

p1110647

p1110654

(↑)ちょっとデジカメで “鉄撮” にチャレンジ。

うお??難しい??、4?5年前の P 社コンパクトカメラ L じゃ無理だな。(笑)

そしてこの地点、遺構がちゃんと残っています。

p1110652

(↑)(A3-1)に南に森が伸びていて、これこそ恋ヶ窪村分水の堀跡だったのです。

ここから森沿いに南に下がると、

p1110642

(↑)(A3-2)に札が立っていて、「恋ヶ窪用水」の文字が・・・

p1110643

p1110658

p1110661

(↑)堀は意外と深いです。水流はなく、残溝先の暗渠部分へは赤い蓋で閉ざされていました。

p1110656

(↑)堀の横には短いながらも遊歩道があります。(ちょっと暗くて寂しい)

今回の水路旅は、ほとんど “街歩き” のような感じでしたが、ここにきて大感動感涙。

p1110645

(↑)名残惜しいながらも先に進みます。

再び東福寺方面の南へ。

p1110627

(↑)をを、ここがリバーサイドさんのブログで紹介されていた「姿見の池か!」

早速中へ、

p1110624

p1110625

(↑)水草の中には水路があります。

池の詳細は、リバーサイドさんのレポートを見てください!!

p1110636

p1110637

(↑)ここが池ですね。西武線とJR線のはざまにあって穴場みたいです。

姿見と言うことで・・・

p1110632

近くに小さい子どもがいて、「このおっさん何やってんだぁ」って目で私を見てました。(爆)

分水は、この先の日立敷地内あたりで野川と合流していた模様で、ここをゴールとしました。

?

?(恋ヶ窪村分水:分水分岐点から野川合流点まで全長約1.6km)

【辿る編 その4へつづく・・・】(三本目、貫井村分水へ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

─ imakenpress SNS ─