(砂川分水探訪3)砂川分水:辿る編その1

■ルートマップ(稲荷橋と松中橋取水口)

※注意:あくまで推定ルートです。

より大きな地図で 砂川分水 を表示

砂川分水を辿る旅、今回の取材区間で現在におけるメインルートを全て踏破しました。
時にママチャリ、時に徒歩とランニング(笑)、などなど。

今回は、ママチャリ(注:ただし外装5段変速!)で出動。
あえてママチャリを選ぶ理由は、その機動性とゆっくり度。

(取材日:2010年11月6日)
ということでやってきました昭島市。
調布から玉川上水に出て、ひたすら西進。五段変速ママチャリを駆ること1時間ちょいで現地着。

まずは、砂川上水の最初の取水口のあったトコを探します。
といっても水路界の諸先輩方がweb等で紹介されているとおり、遺構は残っていません。

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(↑)(A-0)「稲荷橋」。砂川村二ノ橋が原形らしいのだが、もちろん当時の面影はなさそうです。

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(↑)橋の横にはお稲荷様。秋の朝、斜光が眩しい。

橋の上に立ち、西の一ノ橋(天王橋)方向を見てみます。

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(↑)上写真左側何処かに樋口はあったらしいです。

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(↑)下流方向を見てみます。残堀川をくぐる水落が見えます。

では、今現在の取水口のある「松中橋」へママチャリで急行。

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(↑)(A1-1)の砂川分水取水口水門。

「お、カバーがない♪」

(↑)2005年の2月に訪れたときはカバー付。

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(↑)ちなみにここには二つの取水口があります。

もう一つは柴崎(村)分水(立川用水とも)。

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(↑)柴崎分水取水水門。こちらの水路はまたいつの日か旅します。

では、東に向います。

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暗渠水路で通りをくぐり、玉川上水わきに水は出てきます。
(注意:この付近個人宅の私有地ですので無断進入は厳禁です)

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(↑)ヒューム管から水がなみなみと注がれています。

昭和初期にはまだこの水が深大寺まで運ばれていたんだよなあ。

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(↑)こちらは同じ位置の柴崎分水。

しばらくここの玉川上水林の中でボーッとして休憩。

【辿る編 その2へつづく・・・】(え、もう暗渠!?)

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