先月、静岡県富士市に公用兼私事で行ってきました。
当地の旧元吉原村(旧鈴川村)は、母方祖父代までの郷で、非常にゆかり深い土地であるのですが、現在では居も構えていません。
吉原地区は、富士山の恵みによる豊富な水資源を利用した日本で屈指の製紙工場地帯です。
しかし、その工場規模よりも昭和30?40年代に起きた田子の浦のヘドロ公害という社会問題で全国的に有名になりました。
子どもの頃よく母(昭和62年に他界)が、静岡市内に向う道中、窓の外を見て「吉原はいつも曇ってる」と言っていたのを思い出します。
用事を済ませた後、周辺の散策をしました。
水にゆかりのある地であるため、至る所に川や水路があります。
(↑)市中に残る空水路。(見慣れた多摩の水路に似ている)
(↑)川の水は結構綺麗。
(↑)四方の小路に暗渠があり、それが街に良く似合う。
(↑)蓋の開いている箇所も多数あって、中にはもちろん水が流れています。
今回は限られた時間中での見て歩きでしたので足利と同じく水路の詳細は調べていません。
しかし、何やら私のDNAがくすぐられた旅でした。