先月末に私の父親(80歳代)が急逝しました。
葬儀(私が喪主)は、父の兄弟と極近い近親者のみのお別れ会風の家族葬形式で執り行いました。(病気や入院はなく、自宅での大往生でしたので、皆で笑って会葬しましょうということにしました)
亡くなった日から御通夜までの1週間は(斎場と菩提寺の住職さんの都合で)、葬儀関係であれこれ東西南北ひた走り、次の1週間(今です)は葬儀以外のコトでやはり東西南北走っています。(汗:悲しむ間がないヨ?)
※葬儀の方は、湿っぽくなく、声の大きい父に似合うようなワイワイした感じでした。
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で、本記事の主題。
先代が亡くなり、相続関係で必要となることの一つに“被相続者の生まれてから死ぬまでの戸籍を取得”があります。
私の場合、父親の郷里である栃木県足利市(市役所)に問い合わせて取得せねばならぬということが判明しました。
もちろん郵送での対応もしてくれるのですが、時間が掛かる上にうまく相手方に伝わるか疑問で、猛暑日の今日、足利に行って戸籍をもらってきました。
必要とした過去の戸籍(除籍、改製原戸籍)は、足利に三つあり、父の祖父代(私から算えて三代前:曽祖父)まで遡りました。
その戸主の戸籍に父の出生記述があり、それはまるで古文書のようで不謹慎ながら楽しみながら読むことができました。
まずその戸籍が編製されたのが明治21年。
その中には文政元年生まれの戸主祖母(私から算えて五代前)の記述や、恐らくは戸籍法が始まった明治5年の段階での戸主である前戸主名(私から算えて四代前:高祖父、推定安政年間生まれ)、さらには戸主祖母の父の名も(私から算えて六代前)・・・・
市役所でしばらく眺めて感動し、その後酷暑の中、父の遺影を持って郷里を歩きました。
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市内の水路なども見て歩きしましたので、近いうちにレポートしたいと思っています。