■ルートマップ(小金井村分水との分岐点→小金井橋)
※注意:あくまで推定ルートです。
より大きな地図で 梶野新田分水 を表示
私が水路探検を始めたのは、小学生の頃、深大寺用水を辿ったのが最初で、かれこれ30数年(笑)たちますが、今でもやってることは変わってないようです。
ともかく、その深大寺用水の水の出所を再びさかのぼりたくなりました。
6?7年前に砂川分水の取水口付近と、五日市街道沿い数カ所を探訪しましたが、今回改めて取水口から梶野築樋までのルートを見て歩きしようと思い立ち行動開始しました。
もちろん数回に分けての遠征予定で、今回は第一次遠征(7月上旬と同月梅雨明け後2回現地へ)として概ね小金井の梶野新田分水を辿ってみました。
(取材日:2010年7月4日、7月18日)
出発点は現在の小金井村分水との分岐点。(B0-0)
(↑)小金井村分水編と同じカット。
今回は、ここから下流の仙川と交差する梶野築樋を目指します。
(↑)右本線を辿ります。
ちなみに本区間は水路と平行して進む道は少ないので、ジグザグに見て歩きします。
(↑)(B0-1)から下流方向。
(↑)(B0-2)に水路にまたがる公園があります。
(↑)公園内には小さい橋があります。
素敵な公園?♪ ただ梅雨明け後の暑い日なので人はいませんでした。
(↑)橋の上から下流方向。
(↑)同じく橋の上から上流方向。
さらに東へ、(B1-1)に水車跡地があります。
(↑)通称『島崎水車』という水車があった所で、稼働開始は恐らく明治期以後。
大正年間にはエボナイト(ゴム状の天然樹脂)製造のための原料を粉砕するためにも使っていたそうな。
(↑)ここは玉川上水の小金井橋。(B1-2)
私は最初期の梶野新田分水は、この辺りから取水していたのでは? と推測しています。
(↑)橋から上水の谷をのぞき込む。
涼しい谷風を浴びます。
現在の水路は、開渠された状態で、橋の架かる小金井街道を突っ切ります。
(↑)(B1-3)の小金井街道に飛び出した水路。(上流方向)
(↑)同じく(B1-3)から下流方向。
この区間、ほぼ開渠された“生きた”水路で、まるで玉川上水から水が流れ来るのを待っているような気さえしました。
【辿る編 その2へつづく・・・】(生活の中にある水路)