IT系、モバイルのお話。
(注:本記事は特定企業のそんたくではないです。また価格は本稿執筆時)
自分のメインモバイル端末は、複数のキャリア系を2014年卒業し、こないだまでMVNO(IIJ mio〜BIGLOBE Mobile)のSIMを挿していたが、やはりMVNOは「繋がらないしそんなに安くならない」と感じるようになり、こないだドコモahamoに変更した(10年ぶりのドコモ帰参w)。
MVNOは安くてシンプル契約なのは良いのだけれど(これが売りなのだが)、通信環境はやはりよろしくない。要所で繋がりがひじょうに悪いことと、容量オーバーによる速度制限モードがそれ。
どちらも既知のことだが、BIGLOBEの速度制限モードは頂けない。容量オーバーすると送受信最大200kbpsという前世紀並の速度域になり(100MB/500MBプランだと64k。ISDNかよ!)、ぜんぜん通信ができなくなってしまう。
マジ使えねぇ。これまでは3ギガプランで月の終わりの速度制限期は頑張って乗り切ってきたが、出先から写真を送る(と言う仕事が増えたことも要因)などもう無理ゲーだった。Googleマップだって開けねぇ。
じゃぁスポットで容量追加すれば良いのでは? となるが、BIGLOBEの場合これがまたくせ者で、
ボリュームチャージはできるものの、100M単位という小さじレベルで330円もかかる。(;´Д`)
そうなると3ギガから上のクラスへのプラン変更(翌月から)が考えられるが、けっこうヤバい。
例えば30ギガ、8,195円/月。マジか高杉晋作!? 6ギガはまだリーズナブル感あるけど、これだと容量的にちょっと物足りない。
キャリア系でも7,300円/月前後で無制限使える(セット割など入れるともっと安くなるし)。つまりBIGLOBE Mobileに限っての例ではあるがMVNOは決して安くはない。逆にえらく高い。
と言うことで、自分の結論だけど、MNO回線のahamoへMNP(う〜ん何度目だろう(笑))した。
ほぼ同額(3,278円)で無制限使える楽天モバイルが最強だとは思うが、自分は無制限までいらないし、なんか楽天のサイトを熟読しようと思って読み始めたがダラダラとウンチクが長くて止めた。(笑)
やはり契約時シンプルなのが良い。また容量オーバーにより、
速度制限が発生しても1Mは出る(これならギリ通信OK)し、追加も1ギガ単位550円ほど。これは安いと思う。
もちろんahamoだって欠点はあり、
- 端末はSIMフリー(もしくはロック解除)が必要
- キャリアメールが使えない
- 契約はネットオンリー。ドコモショップでできない(ただし有料で「お手伝い」はしてくれる)
- MNP手続き(ネットから)や開通設定は自分で行う
- SIMカードの場合即日開通は不可能
- トラブル時は基本ネットで調べるのがほぼ鉄板(つまりahamo以外のネット環境が必要)
など。自分は長いMVNO生活から、これらは全く苦にならず問題はない。
MNPから開通までの道のりだが、簡単に時系列で示すと、
- 月曜の夜:BIGLOBEをマイページから転出手続きし番号を発行してもらう(即来る)
- 同:ahamoへ転入手続き(クレカや運転免許など身分証が必要)。Dアカウントは既に持っているのでスムーズに完了
- 自分はSIMカード(eSIMも選べる)を選択したので発送手続きを同時に行う
- 木曜日:家にSIMカードが届き開通手続き
という感じで、中二日で使えるようになった。
端末のネットワーク設定は極簡単で、MVNOのそれと大差はない。iPhoneならahamoのプロファイルのダウンロードとインストール、AndroidならAPNをドコモタイプ用に書く(もしくは自動設定される)だけ。
注意点としては端末の設定完了後にahamoアプリ(もしくはログイン状態のマイページ)から「切り替え(開通)手続きへ」メニューの「開通する」を押して開通処理をやらなくてはならない(この時点で料金が発生する)。
そして運用を開始。
これまでBIGLOBEでは繋がらなかったエリア(わたしだけ?謎だが「所沢駅」ホームで停車中列車内からは繋がらない)でも問題なく4G/5Gで通信できた。ただ、通信のもたつきは処々時々ある。
自分の運用だと20ギガはおそらく使い切ることはないだろうが、枯渇の不安からは解消された。
しかしデータ通信量が近年どんどん増えていくのは困ったもんだな。(^_^;)