SRAM Rival1(油圧機械式)のブレーキメンテ

先日、SRAM Rival1(油圧機械式)のディスクに違和感があったVITUS ENERGIE CR号。

その状態とは

  • シャカシャカ擦過音が増した
  • ピストンの戻りが悪い(得に強いブレーキ後
  • フロントのブレーキ当り音がおかしい

とまぁこんあ感じ。
擦過音はディスクブレーキには付きものだから気にならないが増したことは原因があるはず。

で、土曜の夜(じゃないと時間が取れなかった)にメンテをした。

ハイ、パッドの死亡が原因。下部はレジンが焼けきって台座の地金が……そりゃヘンな音出るって。今回は5千キロ未満だった。

ただ、ピストンの戻りが悪いのはこれとは別の原因。
雨の日走行率が多い(パッドのすり減りが早いのもこれ)ので、キャリパー内部にブレーキダストが溜まっていた。

要約すると、ダスト詰まりでピストンの動きが渋り、出代が不均等(片方が固着)となって片効きに。よってローターへの擦過が増す。

メンテ項目としては、イソピルアルコールでピストン周りを拭く。そして左右のピストンを片側ずつ出したり引っ込めたりを繰り返す。これをやっているうちに段々と動きが滑らかかつ左右均等になってゆく(ならなかったらシールの劣化が考えられるが今回は大丈夫だった)。

交換するパッドはBBB製のもの。SRAM純正は品薄で入手難。

amazonで購入。1ヶ月程前に入手していたが、発送は海外からでえらく時間がかっかった。ちなみにSRAM旧タイプロード用ディスクブレーキパッドは、これ以外にもWiggleでいくつか互換品がある。

加工精度や装着感、クリアランスは本家と大差なし。ただし、板ばねは付属しているがボルトとピンは付属していない。

なお今回は4,458.39キロ(純正SRAM)で前後全てのパッド交換となった。

【参考データ】わたしの場合、SRAM旧ロードタイプパッド交換距離

前々回 5,307.72キロ(SwissStop製)
前回 5,305.25キロ(純正SRAM)

※グラベル・オンロード比は約7対3ほどで雨の日ライド回数多し

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