異音撲滅委員会招集! ってわたし1人だけど。(爆)
今年に入って「異音」を奏でていたVITUS ENERGIE CR号、ようやく解決した。(^_^;)
では例によってまずは今回の異音症状を書き記しましょう。
【異音症状】
●力を入れて踏むと鳴る
●力を入れないもしくは安定巡航時は鳴らない
●シッティング・ダンシングともに鳴る
●左右どちらを踏んでも鳴る
●「音」はきしみ音
で、対応策はと。
【対応策】
●ドライブ系の増し締め(ペダル・クランク・BB左右)。効果なし。
●ペダル交換するも無関係
●経験上シートポストのフレーム内部擦れが考えられたが、シートポストを抜いて走行してみたが改善されず。
●同様シートクランプ無関係
●ハンガーの緩みは特になし無関係
とまぁここまではいつもの通り。いや?手強い……
と考えていると、かつてクイックレバーの緩みで異音が出ていたのを思い出した。
このVITUS号はクイックではなくスルーアクスルなのでホイールとの固定力は高くあまり疑っていなかった。
で、後輪の方を疑い、シャフトを抜いてテフロン系グリス(粘度の低いグリスだとローターやキャリパー内に飛び散りやすいので良くないと思う)を全体的に軽く塗布し伸ばしてみた。そして接触するハンガー部分にも塗って再装着。
走ってみると、異音が消えた!
結果的にはなんてことはなく、シャフトとそれと接しているハンガー、もしくはホイールの穴が擦れてきしんでいたということだった。
スルーアクスルでも異音は出る。
また一つ勉強になった。
●蛇足ながら「異音」の可能性のある部位ピックアップ!
上記は解決したが、その他経験上、異音の発信源を書いておきますね。
(1)クランクの緩み
あるあるですね。規定トルクで締めましょう。
それと意外にもBBが原因である事はあまり経験ないです。
(2)チェーンリングボルト緩み
見落としがち。ここもよくある。増し締めはもちろんだけど、ボルトやリングとクランクの間には粘度の高めのグリスを塗布。
(3)歌うシートポスト
盲点。特にダンシングなどをしたとき、ポストとフレーム内部が擦れ、異音となってフレームチューブ内を共振・共鳴する。よって発信源が分散しやすく見つけにくい。
(4)クイックレバーの締め不足
これもよくある。マジよくある。最初に疑っていいかも。
(5)ハンガーの緩み
あるあるです。ご確認を。
とまぁ経験上こんな感じですね。