8月22日日曜午後、雨予報かつたまに小雨が舞っていたが、長雨でストレス抱えているしツーリングに出かける。「コロナ」で「外出自粛」がしきりに叫ばれる昨今だが、ソロ自転車ライドが感染を蔓延させるとは思えない。
40キロほどをまったり走ろうと計画。
よって駆り出すマシンはVITUS ENERGIE CR号。現在のタイヤ仕様は35C GRAVELKING。まぁこれでは速度は出ないですな。
向かう先はグラベル定番の小野路方面。
何度も当ブログで紹介しているこの周辺は、細いグラベルの枝道が多く里山ライドを満喫できるが、基本それら道は生活道なのでレーシーに飛ばすのは御法度。ゆっくり走ろう。
小野路へのアプローチは自宅からの最短では尾根幹を西進すれば40分15キロほど距離なれど、ここへ行く前に「ヤギさん」を見に行く。
「ヤギさん」は多摩センター駅すぐ近くの草地に放たれており、“雑草を食べる” という立派なお仕事をしていて、その名も「ヤギレンジャー」と呼ばれている。
この日ヤギさん(たち)は残念ながら日除けハウスで休んでいた。
ハウスは草地に沿った道からは少し離れている。
いたいた。暑いから休んでね。
そして小野路へ。多摩センターからは南に向かえばすぐの場所。
良い感じで森林浴。ただし、虫さんも多いので素肌出しは要注意。
基本は農道。重ね重ね言うと「ゆっくり走りましょう」。
実は戦跡がこの辺りにはあって、それは「小野路バス停」から「あした農場」方面小路を行くとすぐにある「戦車の掩体壕」跡。
特に案内板や柵などはないが、大戦末期、斜面を利用し掘られた秘匿待避壕で現在も上部は埋まっていない。
ここで戦車戦があったわけでも、戦車が実際に配備されてもいないが、恐らくは本土決戦に備えた帝都防衛の第53軍独立戦車第2旅団あたりが、相模湾から上陸し内陸に侵攻してくる米軍部隊を迎え撃つべく小野路周辺に部隊を配置しようとしていたのかと推測。
里山を一巡した後、小野神社横に出て小野路グラベルを終える。
帰路は鶴川街道を使い家に戻った。走行距離41.57キロ。