11-34tスプロケットを付けてみた。ただしフロント40tシングル

25Cタイヤ装着の「夏仕様」シクロクロスバイク、VITUS ENERGIE CR号用にスプロケット「シマノCS-HG700」を導入してみた。

歯数11-34t。
昨今では11-42tとかもグラベルロードでふつうに使われているから、とくだん珍しい大きさのカセットではないが、やはりロードに使うにはデカい。

ついでにチェーンもSRAM純正からシマノの「CN-HG601-11s」で張り直した。
RDはSRAM Rival 1、クランクセットがシマノ68アルテグラアーム+Wolf Toothチェーンリングと、完全ミックスチャンポンだが、結果的に変速はスムーズ(笑)。

丁数34を使いたかったのは、このシクロクロスバイクという “畑違いマシン” で、どの程度ヒルクライムが出来るか試したいから。

フロントがシングル40tなのでギア比1.2。理論的にはロードのULTIMATE号でメインにしている52/36t×11-30tにおけるインナーロー時の36×30tと全く同じ比率となる。
ちなみにチェーンの長さはふつうの×1 SRAM式決め方である「チェーンをRDに通さずファイナルロー時プラス4コマ」(参考資料:PDF page 14)2〜3コマ」より2コマ多めにしてある(正しいかどうか判らないが調子はいい)

 

この機材構成にて2日間120キロほど平坦路で確かめてみたが、巡航だと15、13、11tのみしか使わない(そりゃそうだ)。
何せ丁数が「11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34」とトップ側は1歯飛びで使いにくい。もちろんこれは承知の上だからしょうがない。このスプロケの「意義」は10%超えの坂でのロー側にある。

27と30でひっぱていき、ここぞの時に34に入れる。
ギア比1.2なら、山梨で開かれる「戦国ヒルクライム・甘利山」(2020年は中止(涙))の11.7キロ平均斜度9.7%と屈指の激坂レースでも自分は攻略できるので、たいていの坂は登れる(ハズ)。

実はまだ登坂テストは行っていないだが(自粛ムードだし)、週末に連光寺の記念坂でテストしてみようと思っている(念のため、3密にはならんです)。ゆくゆくはこの機材でヒルクライムレース走らせたい(雨の日とか絶対有効)ので、ディスクシクロクロスでどこまでやれるか楽しみだ。

なお「スラム・シマノ」だからという訳じゃないが、Bテンション等でどう最適化を試みても、トップ側3枚でプーリーとチェーンが多少引っかかる。

発進時に力込むと、カツンとした音とともに衝撃がある。→その後この異音は解決した
走行上支障はないので無視するが、明らかにディレイラー、SRAM側の問題なので「仕方ない事象」と受け止めておこう(スラムユーザーアルアルww)。

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