クリスマスの日曜日、ふつうに1日が終わるはずだった。しかし……
Di2のいわゆる “魔改造” をするハメに。(;´Д`) ?(;´Д`) (;´Д`)
フェラーリ先生とわが家の皇帝猫ぽんぽん
明日の走りに備えてメンテナンスしようと思い、Di2の配線チェックでも(しなきゃよかった)とシートポストを抜いてジャンクションB(自分のマシンはシートチューブ内)を引き上げようとしたところ。あちゃ?ケーブルがJCBから外れてちょっともげちゃった。
あはは、技術畑出身のわたくしはこれくらいじゃめげません。
「さすれば!」ばということで、もげかけた部分の修復(熱収縮チューブを使用)と、いままで外装にしていたRD/JCB間ケーブルのチェーンステー内装化含めたDi2魔改造を挙行。なお中間作業写真は撮らず。だって魔改造ですもん。
もげたのはリアディレイラーから伸びるE-Tubeワイヤー。
JCBはシートチューブの下の方に落ちているので、まずコイツをハンドピッカーを使い引き上げてから作業開始。
主な使用工具など:ハンダゴテ(40W)、ハンダ(ヤニ入φ1.6mm)、ストリッパー、ハンドピッカー、絶縁用熱収縮チューブ
このマシン、自分のFocus CAYOは機械式フレームなので、内装式ながらあくまでそれはシフト/ブレーキケーブル用。チェーンステーに潜らせられるものの、E-Tubeは無理。先端のコネクタがアウター受けに引っ掛かる。ただし “線部分” は通過可能なのでコネクタを切れば通せる。
という事で、E-Tubeワイヤーを適当な位置にてケーブルカッターでぶった切りチェーンステーへ通した。
BB下穴(マシン裏側BB直下の機械式シフトケーブル用)から見た様子
チェーンステー内部からシートチューブへ
そしてBB下穴からいったん出し、ぶった切ったもう一方と再結線。
ストリッパーを使い、E-Tubeワイヤー外側(たしか1.3mm径くらい)と内部2線(たしか0.65mm径くらい)の電線被履(外側)をはぎとって、ハンダ付けし熱収縮チューブで絶縁。もげかけた部分の修復も行う。
話端折って(笑)、全線結線し動作を確認。
作業前と作業後。チェーンステーに内装できルーティングすっきり
予定外の魔改造だったが、うまく片付いた。電気信号とスイッチングのみの話なのでこのたぐいの改造工程は意外に電動式は柔軟性が高いと感じた。
もちろん走ってナンボ。翌朝耐久性テスト。
多摩サイ→仕事場26.3キロ流し。
シフトチェンジを意図的に多めにし、ダートコースを混ぜて走ってみた。
改造箇所に不具合、つまりショート・断線すればRDのみならずDi2システム全体の動作はせず直ぐに判るが、安定動作して特に問題は出なかった。
まぁ、ドライコンディションで、たかが走行26キロ。年内あと200キロほど走ってどうなっているか?って感じ。
もっともダメならケーブルを交換し再び改造もしくは無改造単純結線すれば良いだけなので修繕もカンタン。電動シフトならではってところですかね。