マニュアル通りの変速機メンテナンス(1)

土曜日、秋晴れ!なれど走らないでロードのメンテしよっ(DAHONで10キロほど奥さんと買い物ライドはしたけどね(笑))。
金曜日は都内60キロ走ったしまぁいいっしょ。(何がだ??)

前回のシフトケーブル交換から4千キロ。
そろそろ引きちぎれ起こり予防で定例のシフトワイヤー交換の時期となった。

で、今回はシマノのマニュアル(同社のPDF保管庫)に沿ってあれこれやってみることにした(おいおい今までは!?(笑))。

ヤルコトお品書き
●シフトインナーケーブル前後交換
●フロントディレイラー位置見直し
●各部調整

※マニュアル記載の規定トルクマックスだとかなりきつめ締めなので記載範囲最小トルクにて自分は作業を進めた。
※この記事は「あくまで私的メモ」なので、本ページを閲覧されている方は参考程度にしてください。また実作業は自転車店に依頼されるかメーカーのマニュアルを熟読の上、自己責任で行ってくださいね

てな感じで進ます。
ケーブルは、「68用ポリマーコーティングインナーケーブル」。

コイツは引きがよくシフトが軽くパシッと決まる。
ただ滑りが良すぎるため、使えるコンポは90デュラと68アルテ専用となっている(それ以外のコンポではケーブルを固定できないとされている)。
ゆえに、それ自体が欠点で、耐久性はかなり低いし(経験則)、適切にケーブル固定ボルトで締めても滑りが発生するケースがある。

しか〜し今回は(また)使います!
そしてシマノさんのマニュアルに沿って自分で組んで、2、3千キロ走り改めてどうなっちゃうか?試したい。

いじるマシンについてメモ
●フレーム:Focus CAYO(size S 510mm)
●BB:PF30+24mm変換Reducer FSA?EE085
●クランクセット:FC-6800(170mm)52/36T
●ディレイラー:FD-6800、RD-6800(SS)
●スプロケット:CS-6800?11-28T

【2016.4/4追記】その後、ポリマー滑りはなかった。

●フロントディレイラーのメンテナンス

先ずはフロントから。
ギアをインナーローにし、作業上邪魔なシートチューブ側のボトルケージを外す。
そしてケーブルも切断し取り除く。

ケーブルはフレーム内蔵タイプだから予め切断した既設ケーブルにライナーを通してガイドにしておいた。

===位置決め========

ショップ組みの初期状態のままの位置を改めて見直した。
この間にクランクセットの交換をしたりしているのでなおさら。

チェーンリングの上部歯とガイドプレート下部の隙間が4mmもあいている。
シマノマニュアルでは隙間1〜3mm

FDを2mmほど下げ仮固定

さらに「チェーンガイド外プレートとアウターギア面が揃うように」ということなので、ここもマニュアル記載通りアーレンキーを当て、ロー側調整ボルトを回し揃える(バンドタイプのやり方。直づけの場合サポートボルトで調整)。

指でアームを操作しFDを動かしインナーおよびアウターにチェーン落ちしないか、手動確認。


こ、こんな感じ?? (>_<)

位置決定後、クランプボルトを規定トルク(マニュアル記載:5.0-7.0N・m、自分は5N・m)で締めた。
なおこの辺はフレームメーカー毎に管理トルク値が異なるので要注意ですな。

===ケーブル張り========


ひょいひょいっと

コンバーターの位置を再確認し(このマシン構成パターンではON)、ケーブルを張りながら(ペンチは使わない)ルートに沿ってボルトを締める。
この時、固定ボルトを仮止め・緩めを繰り返しながら、アームを指で押し込んでケーブルを引っ張ると楽に張れる。
なお、ケーブルアジャスターは予め締め込んでおいた。
あ、張り方まではマニュアル記載ないのでコイツは我流。

そしてFD動作を確認し規定トルク(マニュアル記載:6.0-7.0N・m、自分は6N・m)にてケーブル固定。

ケーブルのルーティング、固定トルク共にシマノマニュアル通り。これでポリマー滑りなく走れるのかな。

さて、本日はここまでにしよう。

(2)に続く。

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