雨ばかりな日々だ。9月に入って、まともに1日も晴れない。
今日の4日の天気予報だって雨のち曇りのち晴れのち雷雨……意味がわからん。エルニーニョの影響なんだろうねぇ。
前夜は結構降って、朝は弱い雨。路面コンディション悪い状態だったけど天気が好転したのでチャリで仕事場まで。
そう言えば今夏、アサガオをあまり観ていなかった。
そしていつの間にか夏も去っていた。スペインのブエルタ開催中なのでもう初秋だよな。
朝は久々に雨に打たれることなく無事仕事場トウチャコ。
昨年引っ越してきたMy Office。
狭っ小っちゃ部屋だが機能性と機動性抜群。欠点は濡れた自転車を置くスペース(洗い場)がないので朝大雨だと以前のように雨天自転車通勤し難い。残念。
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話変わって久々の異音ネタ。
ミニVのTRP CX9+SHIMANO M70T4シュー、雨天制動は抜群で安心だがゴム減りや異物挟みなどで再びフロントが音鳴り(以前の強化)。
こりゃ物理学をひっくり返そう。(笑)
そう。そうなんです。禁じ手トーアウト(toe-out)!
●ちょっと駄学、音鳴りの原理(これ、わたしの推測ですよー)
以下作図(念のためwww):(C)imakenpres Kenichi Imai (転載コピペあんましせんでね)
力は前方へ集中(シューとリムの摩擦係数はゼロ)。
力がリムの垂直向からかかり、リム/シューの摩擦係数が生じる。
生じた摩擦により前方への力は加減される。
速度が抑止されていく過程で、リムと接触してるシューも進行方向に牽引される。
そのためシューに “ぶれ” が発生し、中央の力点より進行方向(前)にあるシューが前から開く(いわゆる逆ハの字)。
この “ぶれ” の状態が接触振動となり、振動周波(エネルギーが音変換され)は可聴域に入ることで、人の耳では甲高い異音として聞こえる。
ちなみにこの異音原理、MTBで一般的なディスクブレーキも同様(クルマも含む)。
この場合、接触振動の悪条件が重なるとローター特有の円形状が共鳴作用を誘発、振動が増幅し大きな音が出てしまうことがある。
そして一般的にはトーイン(toe-in)にしておけば制動をかけたとき、シューのリムへの接触面が均一化し、“ぶれ” が少なくなり、上記原理でいう音変換じたい小さくなることで異音がなくなるもしくは出にくくなる。
以上は自分の知る知識から導き出したブレーキ音鳴りの原理。
ただこの原理には (要因周辺の) “材質” “状態温度・湿度” “力加減” (さらにはシューの減り具合、タイヤ抵抗もだな)などは考慮していない。
つまりざっくり言えば、
自転車ごとに音鳴りの要因は違う。
ということ。(笑)
なので原理から導いた一般的な対策である「トーインにすれば音鳴りがなくなる」とは言えないんですよ。
なので、やりましたよトーアウト。
ドライコンディション及びオン・オフ湿り気の多い路面での走行テスト(あはは上記今朝の事務所行き)では音鳴りは解消された。
といってもまた音は出る。必ず。だって位置はずれるしシューは減るしね。
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(追記)この日の午後14時頃、不安定な大気の影響で東京大荒れの天気。 世田谷では竜巻の目撃情報あり。