自分のサラリーマン時代(いまはなき印刷会社勤務)の写真が、引き出しの奥から出てきたので記録としてここに。(笑)
■活版印刷
鉛の活字。
90年代初頭撤去。さいごに自分の氏名の活字を文選(ぶんせん)してガメた。(時効成立)
■ダイレクトカメラ
HIRAKAWAさん製。版下をばんばん撮影しパソコン(PC98)にて面付を行いPS版をダイレクトに焼くマシン。そう言えば撤退時はモノもヒトも哀れだったっけ。
■FACOM M340
いわゆる中型汎用機?メインフレームで昭和末期に導入。Win95登場前夜まで稼働。
磁気テープ(MT)入稿のEBCDICコードデータを変換・整形処理しSK72コード(写研コード)下のIBM 8インチFDにはき出すために使っていた。後にWinNT 3.51マシン(DASDから吸い出したソースをACUCOBOLに移植)にダウンサイジング。
■製版フィルムセッターDTR3100
90年代後半導入の大日本スクリーン社製イメージセッターで、同社製RIP RENATUS “レナトス” もしくはAD-510 or 810にてリッピングされた面付済みデータを最大A全判にて出力可能な大型製版フィルム出力装置。
写真手前は正確には自動現像機で奥がレーザー出力装置。このセッターは恐らく山吹町界隈では未だ現役選手。
RENATUSのワークステーション本体(右)とハードウェアRIP(左)。
ワークステーションはSolarisベース。
■写研たち
写研のデータ作成校正機でその名も「SAZANNA “サザンナ” KSW」。自分の入社前昭和60(1985)年頃導入。なんとワープロのように「かな漢字変換」ができる!これは画期的。
8インチFDを入れてデータの作成や更新作業を行うわけだけど、たぶん自分はいまでも右手右指の感覚を覚えていて “作動儀式” はできると思う。
時代は下って、お次は90年代登場の写研DTPマシンたち。
DOS/Vベースマシン「GRAF “グラフ”」。ET3とET4。
UNIX(Hi-UX)ベースマシン「SAMPRAS “サンプラス” C」
サーバー装置「IMERGE “イマージ” II」。
Hi-UX Server。本来の写研データ保管に加え、画像等集版機能やIllustratorで作成したアウトラインEPSデータの読み込み機能も備える。さらに写研純正ではないけどLinuxマシンとネット可能でその先、Samba共有でWindowsマシンとも繋げられた(と思った(笑))。
写研RIP(ソフトウェア)「サッミズ」と「SAGOMES “サゴメス” GL-1200プリンター」。写研データのPDF化もできた。Windows NT(4.0)ベース。
オリジナル写研データの演算(組版)処理をし、ソート形式データをはき出すマシン「RETTON “レットン”?3050」と出力装置「SAGOMES “サゴメス” GL-600」。コマンドオンリーマシンで意外に高速。バッチ動作でほぼ自動化されているので無人稼働もある程度OK。どちらもUNIX(Hi-UX)ベース。
以上です。
懐かしいと思う方も多いかと。