Edge 510JのファームウェアをVer.2.60にアップ

梅雨のシーズンに突入。
休日の朝練、ツーリングは雨降り日は出ないのでチャリのメンテナンス。

そうだ、Edge 510Jは内部ソフトウエアがバージョンアップって情報あったなぁ。この機会にやるか…

(注)2015年5月現在、Edge 510Jのシステムアップデートは下記方法ではなく、「Garmin Express」を利用したやり方に改められてます。
→【参考】


Edge 510Jアップデート情報


という事でアップデート。
目玉は 、

瞬時にケイデンス数値が上昇した際に値をクリアーにする機能の追加

という機能追加(つーかさ、バグフィックスだよな)。


Edgeシリーズのケイデンス計測は、クランク逆回転などすると、低速もしくは停車時にもかかわらず二百数十回転とか、フラムルージュをくぐり増速中のサガンかグライペル並の(笑)本来あり得ない数値をはじき出し記録しちまう。まぁたまーに、直線青信号GO(脳内スプリント)で超高速ケイデンス走行するときありますけど、物理的に不可能な数値の記録は困るぜ。

んで、アップデート手順が記されているiiyo.netさんのサイトを熟読。

「なんかめんどぉくせっ」と思いつつ読んでて最後のくだり。

「ええ、マスターリセット!?」
このマスターリセットって、出来本マニュアル234ページを読むと、

マスターリセット後は、初期設定を行う必要があります。

なんて書いてあるじゃん!
えええ、そんなことは上記サイトには、載ってないよー、iiyoさん!(っていうか記述しとけよマジでさ)もっとも、

とは書いてあるけど不十分だな。

—————-

※免責事項:もし下記事項を行う場合は自己責任で!「Edgeが起動しなくなった」などの事態に陥っても筆者は責任を負いかねます。

●先ずはバックアップ

という事で現状自身のEdge 510J内部データのバックアップをしておきます。また、作業をするにあたりEdgeのバッテリー容量は十分にあった方が電圧が安定しているので無難。
先ずはEdge 510Jをコンピュータ(MacでもOK)にUSBケーブルで接続し外部ドライブにしておきます。

ネット上の諸先輩方の情報によると、

Garmin/Sports/Cycling.fit
Garmin/Settings/Settings.fit
Garmin/Elevations/Elevations.fit

の3ファイルを、

Garmin/NewFiles

に放り込んで再起動をかければアップデート以前の状態にレストアされるらしい。
しかしながらEdge 510J(Ver.2.50)には「Garmin/Elevations/Elevations.fit」 は存在しないみたいなので、取りあえずGarminフォルダ以下全ファイルをPCにコピーします。

また念のため主要な設定値(バイクの情報や積算距離など)もメモっておきます。
なお、Edge 510Jは次の作業を進めるにあたりコンピュータに着けたままでOK。

●アップデート

バックアップが完了後、基本iyoさんの手順通り進めます。
※自分はMac OS Xにて作業しましたが全く問題はありません。

iiyoさんのサイトよりダウンロードした『edge510j_260.zip』の『GUPDATE.GCD』ファイルをEdge 510JのGarminフォルダルート(根っこ)にコピーし、確認後Edge 510Jをコンピュータから外して電源を投入すればほどなくアップデートが自動で開始されます。

起動確認後電源を落として、懸案の「マスターリセット」(ディスプレイ左上をタッチしながら電源ON)をします。
ちなみに『GUPDATE.GCD』は自動的に削除されていた。

●レストア

この状態は「工場出荷状態」。一応バージョンをチェックしておきます。
初期設定状態なので、言語、単位表示、時間表示などすべてデフォルトのままチェック入れ全項目スルーし、

設定→システム→Edgeについて

と進み “2.60” である事を確認します。

再びEdge 510JをコンピュータにUSB接続し、先にバックアップさせた下記ファイルをGarmin/NewFilesにコピーします。

Garmin/Settings/Settings.fit
Garmin/Totals/Totals.fit
Garmin/Sports/{プロフィールファイル(群}

※Totals.fitは “何となく” 的でレストアさせてみた。
※プロフィールファイル(群)はプロフィールを作った分複数存在する(らしい。少なくとも自分は)。

コピー後、Edge 510Jをコンピュータから外し再起動(通常電源ON)させます。

●Edge 510Jの内部確認

(1)設定ファイル

Bluetoothの再ペアリングは必要だったが、『プロフィール』の性別年齢など自分スペック情報と『心拍計』(センサーペアリングなど)情報はレストアされていた。
アクティブプロフィール は、自分が作っていた物ではないプロフィール名のものが出ており、再度作り直した。
『履歴』、『コース』(自分は5コース設定)、『ポイント』(自分は31カ所登録)、『合計』は引き継がれた。


『ポイント』は消えないで良かった!

その他『ワークアウト』、『トレーニングプラン』は未使用なので不明。

(2)バイクプロフィール

結果的には引き継がれていたが、自分が作っていた3つのうち1つはプロフィール名がデフォルトの名称「自転車1」となっていた。ただ中身の情報は元のデータが保持されていた。
なお3つともそれぞれにペアリングしていたセンサーも認識されたままだった。 もちろんすべて自転車のクランクを回し作動テストは行った。

上記のバイクプロフィール名がデフォルトになってしまった件からの推測ではありますが、 先のアクティブプロフィールも実は中身は引き継がれている可能性あります(未検証)。

—————-

という至極面倒な手順を踏みファームウェアのアップデートを終えました。
これでケイデンスの異常記録がされないと良いのですが、そのことについての情報もiiyoさんのサイト等には記載は無く実戦にて検証していくしかなさそうですねぇ。

【追記 14.6/19】ケイデンスの異常記録について ?その後の検証
やはり不整値は拾うみたいです。

上記表の最高バイクケイデンス赤線1番上「163」と3番目「177」はライドスタート前、クランク逆走時の不正取得値で他もライド中の不正値。


(↑ すべて不正値)

もちろん上記表最上部の「118」など正しい数値もありますが…


(↑ 正しい値)

うーん、新機能、よく判らない。(>_<)

 

《レビュー・完》

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