《GW13特集》 HP v7060jp ― 近代改修作戦(2)

HP(ヒューレットパッカード)の Pavilion Desktop PC v7060jp/CT(以下v7060)。
我が家仕事場古参Winマシンの彼を近代改修しちまう作戦。
その私的記録。連々二
【重要】●免責事項●
この記事を読んだ方が類似のPC改造等を行い、そのPCが破損したり人体財産等含む周辺に危害が出たとしても当ブログ管理人imakenpressは責任追いません。またメーカー保証もとうぜんながら消滅しますのでその点は十分ご理解ください。
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《前回》

2 パーツ購入と下準備、分解・組み立て

以下が調達パーツ。

●M/B:Microtype ATX ASUSTeK P8B75-M(既存のにレイアウトが近い)
●CPU:Core I3-3220 3.3GHz 3MBキャッシュ LGA1155(BX80637I33220)
●Memory:汎用DDR3 PC3-12800 4G×2
●Storage:Seagate 1.0TB SATA3.0

※Core I3、8Gメモリでいいや。
※StorageはSSDにはしない(そこまで求めない)。
※これに加えて、手持ちのHDDケース(USB箱)やwi-fiアダプタを使います。
※OSは既存を流用せずWindows 7 DSP版を新規インスト
注意)OS流用の場合、ライセンスに問題がない場合に限る。

何とか3万円以内(OS入れれば4.3万円ほど)。
う?んいい時代だ。(ってフレーズよく書くな (>_<) )
自分がかつて自作PC(Windows 95 OSR2)を始めた17年くらい前に同時代尺度で同等関連パーツ買えば軽く10万円以上だな。
まぁ4.3万円出せばDELLやLenovo、ドスパラなんかのWin8廉価機が買えるけど、組み立てる楽しさはないし、メモリやストレージ容量も少なく(4G/500G構成多し)OSはOEM版(一部のショップBTOは別だな)だからそのマシン内のみでの運用になっちまう。自分的にはつまらない。

 

そんじゃま分解組み立て開始っ!!

って行きたいトコだけど、はやる気持ちを置いといて、と。
まずは既存環境の保持。

(カミサン)iPhone/iPad母艦という性格上、いっちゃん大事なのはiTunesライブラリ
準じ、ブックマークやIME辞書など設定ファイル群のエクスポートとPhotoshopなど一部アプリのライセンス認証転送(アクティベーション解除)。後はユーザー名、パスワード、マシン名など同じにしたいので(ファイルサーバや旧ディスクへアクセスするときなど同じ方が楽なので)それらをメモります。
他のデータファイルは、後々旧HDDをUSB箱にしまうのでそこから取り出すことにします。

なおiTunesライブラリ移行は、本家appleサイトipodwave.com様サイトを参考とさせていただきました。感謝感謝。
ちなみに私の場合、旧HDDがそっくりデータドライブに成り下がるので別メディアへのコピーはしてません。

 

さぁ移行準備が整ったので、分解開始???っ!

まずは電源コネクタのお話。


(↑)v7060の電源ユニット「DPS-300AB-16A」のインフォメーションステッカー。Max 300W
だから、きょうびタワー用と比べてればlawpowerなれど、このサイズのメーカー製PCではごく標準的。

HPマシンを改造するとき、必ずといって話題に上がるのが電源ユニット
何せHPは独自コネクター採用のマシンが多いので、ここでつまずくのです。
(蛇足ながら経験則で、どう言うわけかHP(旧COMPAQ含む)電源は壊れやすい。これは私の主観だけど…)

v7060元々のM/B(*)は、ASUSTeK製OEMでメーカーへの供給用ボードらしい(上記写真チップ上に記されたメーカーロゴおよび情報ソース:itmediaさんより)。市販汎用品に近く、電源コネクタも標準ATX 24pinだった。
(*)v7060 M/Bの正式な製品名:HP M2N68-LA(Narra2)


(↑)P8B75-Mに電源コネクタを仮挿してみた。

そういうこって、電源コネクターはママ使えそ。(まだこの時点では憶測だけど(笑))

どんどん分解します。
また、内部に埃がたまっているので掃除機でゴミを吸い取りながらの作業です。特に火災の発生源になりやすい電源周りの清掃は丁寧にやります。

M/Bの締めネジは、特殊星形などではなく一般的なATXサイズプラス型です。
ただP8B75-Mは既存ボードのそれと比べて0.7インチ小さいので、筐体との固定部奥側2カ所は使いません。


(↑)写真手前の透明ホースは電子機器の掃除で重宝する掃除機用特殊ノズル。細かい部分に入り込めて埃を吸い取れる優れもの。


(↑)新(左)旧M/Bをじっくり眺める。(笑) P8B75-M(9.6×8.9インチ)はv7060 M/B(9.6×9.6インチ)よりマウントネジ1列分小さい。

v7060筐体のHDDベイは一つしかないので、必然的に新ディスクのみベイに収納。

ボード装着前にCPU(とクーラー)を取り付け、セット後改めて筐体へP8B75-Mをネジ留めを行いメモリやらSATAなどコネクタ類を引き回します。


CPU取り付けはやはり緊張するなぁ

フロントスイッチとLEDがユニット化されたシステムパネルコネクターやフロントオーディオプラグ用コネクターは流用可能。


(↑)旧M/Bのシステムパネルコネクター 掃除前の写真。きたね〜


(↑)左:P8B75-M M/Bスイッチ関連コネクター 右:P8B75-M同

フロントへ引き回す基板USBコネクター(3.0=1→2口、2.0=2→4口)は、3.0用パネルモジュールを持っていないので2.0のみ構成とした(メモリカードライター含む)。

なお、元々あった1394コネクターとオーディオLine inコネクターはP8B75-Mに存在しないので残念ながら未使用。

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一休み後。

これで一通りのハードのセットは完了したので起動試験を行います。

BIOS、メモリ、HDDが認識されたことが確認されたのでひとまずOK。
(USBのテストはOSインストール後。当然ですけど(笑))

そしていったん電源を落とし、しばらくしてから再び電源を入れOSディスクにてDVD起動。
Win7 64bit版のインストール作業です。

 

《続く》

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