●電装系整備
レストア作業。仕事の空いた時間(朝と夕方)に電装系の整備を行いました。
伝統的??な日本型ランドナーは、電装系にもそのカタチを垣間見ることができます。
現在のロードバイクやMTBは主にバッテリーライトをハンドルなどに付け前照灯としていますが、ランドナーの場合シートステーに取り付けたリア駆動ダイナモを使い前照灯まで配線しライトを灯すスタイルがトラディショナルとされています。
ノートン君の場合、電線がシートステー → チェーンステー → ダウンチューブの順にフレーム内部を通っています。
30年前に内蔵された古い線なので通電するか微妙ですが、張り直すのは超大変な作業となるので断線していないことを祈ります。
(一般的にはBBを外して配線する)
それでは配線処理。
古いダイナモはオイル洗浄+グリスアップ済みです。
(↑)フランス製ダイナモ 『CIBIE power 95:シビエ・パワー95』
いっけん、軽合金っぽいですけど実はプラ。本場フランス式ながら当時の価格1,300円也。
ちなみに発電規格6V3W8極。
(↑)ヘッドランプはメーカー不詳既存の砲弾型ステンレス製(かつて誰かにもらったもの)。
電球と電線は新しいものを使用。
(↑)取りあえず通電テスト。
power 95を取り付け、旧線を電極に挿し、重たいダイナモを廻してます。
すると淡い灯が・・・・。よしよし断線はなさそうOKだ。
と言うことで、電線の接続金具をセットします。
(フォーク抜きするため配線もジョイントする必要がある)
金具は20年以上前にどっか(オートバックスかな)で買ったブツ(推定自動車関係のDIYパーツ)。
ビニールキャップを先に線に通しておき(後で金具位置まで引っ張る)、電線をこの金具にはめ込んで軽くはんだ付けしておきます(1/3滴程度)。
う?ん、こういう作業、ロードバイクばかり最近いじっているので逆に新鮮だ。
なんか300円の1/144ガンプラ作ってた頃を思い出す。
(そうそうあの頃、80年あたりかな。ガンプラ抱き合わせで買わされたなぁ、リックドム買うのに青島のギド・マック買わないといけなかったり・・・www)
できた。
「完璧だ!」(80年代の子どもに大人気。ビッグワンガムCMコピー)
取りあえずキャリア巻き巻きスタイル。
改めて発電を確認し作業はお終い。
で、お次回はペダル装着 ♪
ただ三ヶ島ペダル&クリップはさび落としメンテ済みなので付けるだけだが・・・
これで走れる!?
「で、出られるのか??」(by アムロ)
【ノートン号、本記事執筆時点の姿】 後はペダルのみ! か??