ランドナーレストア再生組立編 ver.1.07

土曜日、私事で超繁忙だったので、

「レストアできないかなぁ」

と思っていましたが、なんだかアドレナリンが分泌してしまったらしく、結局夜間工房で作業しました。(笑)

 

●マッドガード工作と装着 その3 ―後ガードの製作1
後ガードを作ります。
こちらは前ガードと異なり、紛失した分割後半部分の製作です。

(1986年2月 雪の鋸山林道を檜原へ下る)
:ランドナーは雪道だって走れます

ランドナー(及びスポルティーフ)のほぼ全ては、初めから輪行を考慮した設計となっており、ノートン君も同様です(ヘッドパーツは輪行仕様ではないが・・・)。
きょうびのロードなどの輪行では、ホイールを外す程度で袋詰めできますが、輪行袋はかなりのデカ物です。
その点ランドナーの場合、後ホイールは同じですが、前ホイールはフロントフォークごと車体から外してしまうのでパーツの多いバイクなわりに非常にコンパクトになります。

(1990年5月 大月駅)
:フォーク抜き輪行

ただし、後ホイールは、外すだけではマッドガードが残ってしまいます。そこでマッドガード半分を分割してしまえば良いという大変理にかなった論法から、ツーリング車では分割(ジョイント)ガードが一般的に普及していきました。

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ではでは工作開始。
面倒でやや複雑なジョイント金具の付いた前半分(下写真、中と右)は、奇跡的に亡父に捨てられることはなかったため、手元にあります。
新しく買った “素” ガードと若干幅が異なりますが、これはノートンを組立たおっちゃんが広げたのだろうと推察(42Bクラスの太タイヤ対応)。
ただジョイントを考慮するとかえって好都合で、スルスルと合体できそうです。

(↑ 一番左写真の上ガードが新し方。幅は同じ50mmだが少し狭く見える)

ということで、ホイール外周に沿って巻いた新ガードを、分割箇所でアタリを付けラインマークし、それに沿ってアルミ刃ノコを引きます。
厚み自体はたいしたことないので簡単に切断は可能です。

切断面は、鉄ヤスリと耐水ペーパーを掛けバリとりをします。この状態でいったんジョイント用曲板(上写真一番右。ホームセンターで購入100円くらい)を仮止めしジョイントしてみます。
全開バリバリだぜぇっ。(80年代回帰語)

よっしゃ!平気そう ♪

次に先に描いた設計図をもとに、ホイールを装着して

 

曲板固定用のボルト穴3箇所とステー固定用ダルマネジ位置2箇所、それにリフレクター用1箇所にポイントングします。

しかし・・・ ん?
ダルマネジは1箇所の方が位置的および安定性が良さそうだぞ。

とまぁこの後ドリル開けがあるのですが、夜も遅いのでドリルはかけられずここでお終い。

(つづく)

【ノートン号、本記事執筆時点の姿】 後マッドガードの製作途中。

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