昨日今日と関東久々の雨。肌荒れの酷い私には嬉しい限り。
そして究極のエコドライブ。雨でも自転車通勤実践中です。
(オイ国! 自転車乗りにもエコ補助金だせや!)
その雨天時チャリについて考えてみました。
まずは自転車本体。
移動5km前後なら機動性やコストを考えるとやはりママチャリがベスト。
かご、ドロヨケなど装備し、スチール車体なら強度バッチシ。また程度によれど雨ざらし露天駐輪もOK。
ただ移動10kmを超えるとなるとやはりスポーツタイプとなります。
しかし高い価格のマシンを悪天候で使うのは勿体ないし可愛そうだ(笑)。
また雨の時用ためだけに購入するようなケースも考えられるけど、お大尽様だけです。
一般的には、前に乗っていたマシンや安めのオフロードセカンドマシンをこれに充てるパターンが多かろうと思います。
かく言う私も前に通勤で使っていたマシンを雨車に充ててます。
では、私の脳内の理想のマシン像。
●車体は丈夫であまり高価なシロモノではない
●ドロヨケ装備
●高速巡航可能
●ブレーキング性能良好
●路面食いつき、グリップ力良好
の五点です。(※さらに雨天時の自転車置き場確保と雨具などを乾かす場所の確保が必須)
車体はやはりロードバイクではちと辛い。オフロード系が望ましい。
ドロヨケは、脱着可能な簡易的なものでOK。
高速巡航とブレーキングに関しては、40?50キロとかで飛ばすといった事ではなく、20キロそこそこ出せて普通に停止できるといったコト。
グリップ力は、700Cタイヤであれば30?35Cの太いタイヤでマッド系ブロックパターンが理想。
(↑ サイコンもラップで保護)
こうなると自ずとオフロード系マシンしか選択肢はなく、MTBが理想となります。
私の場合は、本ブログに何度も登場するKona Jake(改)シクロクロス(ツーリング)車なのですが、これがまたよく転がり35Cも履けるのでグリップ力も良好だったりします。
ただし装備しているカンチは一般に “効かない” とされているブレーキなので、Vやキャリパーに慣れた人はカンチを使うのは要注意です(カンチは効かないは間違いでちゃんと効きます。そもそもこれを装備する車種は制動の概念が異なり、高速で走ってカツンと止まるといった乗り方はしない)。
ペダルに関しては、フラットが良さそうに感じますが逆にペダリングで滑りますので、ビンディングタイプが望ましいです。ただ、レーシングタイプ(SPD-SLなど)は向いていないと思います。私は両面SPDペダル(シマノPD-M647の樹脂カバーを外した改良型)。
次に乗り手の格好。
雨具は当然ながら必要ですが、霧雨・小雨なら着ることもないでしょう。
また、濡れない蒸れないなど完璧な雨具は存在しないので、安い物でOK。ただ身体動作を考慮し少し大きめを選び動きやすい物がベター。(私の雨具)
そして本降りの時はさらなる工夫が必要で、私の場合スパッツとゴーグルを使います。
スパッツ着用は、足首から流入する雨水を防ぐためが目的で最初は登山用を使ってましたが、20年物であるためボロく、新たにホームセンターで1500円の物を調達しました(シューズは濡れる物と割り切る!!)。
(↑ スパッツ下、靴下外側には、ポリ袋(スーパーで50枚入りとかで売っているヤツ)を履いています)
ゴーグルは、これも雨水の流入を防ぐためないよりあった方が良いです。
何せ、裸眼やメガネのみでは雨が目に当たると痛いです。
私のはメガネ対応防塵作業用。1500円也。
また、濡れさせたくないスマホなど精密機器はビニールケースに入れ、ザックにはカバーを付けます。
ちなみに防水型ケータイだと安心ですが、過信は禁物。コネクタキャップなどから水が入る場合があり雨ざらしは止めた方が無難。
ということで、格好ばっちり決めて・・・
「いってきまっし!」
できる限り裏道走行し、もちろん安全運転。
雨に冴える美しい木々など見て、愉しみながら走ります。
いつもより5?6分遅く仕事場到着!
濡れたマシンは、資材置き場片隅に置かせてもらいます。
さてお仕事 ♪
【ご注意】
●雨の日の積極的な自転車運転はお勧めしません。
●雨の日は体力をかなり消耗させます。また、夏場でも体温を急激に下げますので体力的に自信のない人や体調の優れない日のライドは控えるべきです。
●車道走行時など交通関係で危険を伴いますので、スポーツバイクに不慣れな人も雨の日走行は止めた方が無難です。