ランドナーレストア《β版》備品購入・修理編 ver.0.90

RoyalNorton randonneur 復活作戦。
基本計画と種車の大まかなクリーニングを一通り終え、備品調達を開始したことから、ランドナーレストア計画をα版からβ版へ脳内(笑)で移行しました。
10数年前なら逆に断念したであろうレストアですが、ランドナー関係の情報がネットで共有化され、消耗部品も簡単に検索でき自宅いながらにしてそれらを入手できる現代社会はすごい(いや怖いくらいだ)。
昔なら650Bのタイヤを入手するのに店から店を歩き回ったのに!(今はマウスでポチ)

(↑)650×38B用チューブ(26×1-1/2)のみ先に入手。
※発注したタイヤは、42Bが入手不可能なため38B。

ちなみに28年前に読んでいたバイブル教科書二誌も捨てずに保管しておいて良かった。

八重洲出版さん(写真掲載 m(_ _)m )の「サイクルスポーツ臨時増刊」。
当時の自転車の整備マニュアル&パーツカタログ。
マニュアルは旧車にはかなり重宝します。
またカタログも型番調べに大活躍。

備品関係が届くまで少し時間がかかりそうなので、その間にやっていることは、

 

●Suntour VX Fディレイラーの修理
チェーンガイド締め付けボルトとブッシュがないので自作。
部品:さら小ねじ(3.5×20mm)  スペーサーチューブ(4×15mm)
ねじは4mm経でもOKだが、スペーサーは10mmが丁度良い。私は5mmほどカットした。
(→ver.0.91で仕様を変更)

●アルミマッドガード研磨
ピカールでひたすら磨く。もちろんアルミ専用研磨剤の方が使いやすいが手もとにピカールしかないので。
水洗い → 乾燥 → #600で傷を削り#2000で研磨 → 水洗い → ピカール塗布 → ウエス磨き

●後輪マッドガード後ろ半分ジョイント凸部の設計

曲板を加工し自作するための設計。(後述します

●フレーム塗装面調整
#2000で研磨しコンパウンド(細目)磨き ※ただ私の場合気合いを入れてやっていない。塗装ハガレが目立たないようにすることが目的なので。

●バッテリーライト修復
本体をサビ削りして磨き、電球(3.8V0.5A)を新品に取り替え、破損しているヘッド透明板をアクリル板を円形にカットしはめ込む。また単一電池は重いし不便なので、エネループ単三を単一スペーサーに入れ使うことに。軽いし経済的 ♪

 

とまぁ、こんな感じです。
蛇足ながら当時のアルミボトル(直火OKの優れものアウトドアグッズ)も持ってはいるのですが、中味がかなり汚いので使うかどうか未定。

ただかなり雰囲気は良いので使いたいです。
(あ、コルク栓。使えるかなぁ)

(つづく) もう後には・・・部品注文してしまったし。

【ノートン号、本記事執筆時点の姿】 簡易塗装フレームと部品単位(オイル洗浄中)で分解