深大寺用水:辿る編 その8(西堀2)

■ルートマップ(絵堂地区→菊野台)

※注意:あくまで推定ルートです。

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この辺り、絵堂地区(E-5)は昔ながらの風景の残る里山地区です。
オープンカットの中央高速を横切り国分寺崖線に出るのですが、古地図で見ると、

上地図は昭和12年測図、昭和14年要部修正の地形図で、青色着色線が水路です。
これを元に現在の地図にトレースすると上のgoogleMapで描いたルートとなります。(かな??)
では、かに山地区(E-6)に入ります。(かに山内は2004年11月7日撮影)

ここには調布市内で当時の面影が残る唯一の所でお勧め場所です。
素堀の堀跡で、ハッキリ川とわかります。

幅は約1.2mくらいです。
この堀跡周辺から南にハケを下る分水が複数あったようで、かに山南側の水田を潤していたと思われます。

キャンプ場から先は私有地ですので辿ってはダメです。
この先は、晃華学園敷地内のハケを南東に斜降(E-7)していきます(一部隧道があったらしい)。
途中で再び南に向かう分水を複数出し、神代中学(テニスコート)南側ハケ下に出ます。

そして上写真、上ノ原公園南側(E-8)を東流します(おお、歩道が水路っぽい♪)。
ようやく暗渠が判るようになりました。
この先ちょっとルートが判りにくいのですが、発見しました暗渠を。

上写真は、柴崎稲荷付近(E-9)で見つけました(要注意:水路は立ち入り禁止)。

(↑)柴崎稲荷付近。

(↑)同地点から南に向かう推定分水。
ここより西堀本流は住宅地を流れ(暗渠は見つからず)甲州街道に出ます。
街道を渡ると、緑道を発見しました。

上写真が菊野台緑道暗渠(E-10)と呼ばれる暗渠です。

ここをテクテク南に向かうと、

京王線にぶつかります。

【辿る編 その9(西堀3)へつづく】(いよいよ旅の終着・・)

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