(砂川分水探訪4)野中新田分水:辿る編その5
■ルートマップ(並木一丁目→二ツ塚)
※注意:あくまで推定ルートです。
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五日市街道の並木一丁目信号付近(A1-13)に出ました。ここは北流水路ですが、ここから辿ります。
当地点でも空堀です。
『武蔵野の水路』著者の渡部一二(わたべ かづじ)先生が現地調査された1976~78年当時は、同書の写真を見る限り南北共に水流はあったようですが、今は全くありません。
ただ、当時下水路化していた分水のそれはなくなり、南流も清流化され、“美しい水路” の景観が21世紀に残っているのは幸いです。
(↑)並木一丁目からさらに東向かいます。所々開渠されています。
(↑)この先で西武国分寺線の下を潜ります。(A1-14)
(↑)この美しい長い木の塀手前当たりが野中新田の東端で、南北合流していた模様です。(A1-15)
この辺りも車だと非常に混みます。
(↑)そして二ツ塚の国分寺村分水との分岐点。(A1-16)
(↑)分岐点の東側に残る水路は、木製の護岸で覆われています。
合流後も水はなく、砂川から流れていた水はここまで到達していません。
(↑)木製護岸水路の先にあるインターロッキング歩道。
ここの下に流れているのだろうか。この先はやや流路が不明瞭。
いつものように、ダウジングにより水路探査・・・
ではなく(笑)、事前に調べておいた 古地図―現代地図―衛星写真 を元にした探索用地図をたよりにフラフラします。
(↑)府中街道をやや北に向かい、水路跡である “二ツ塚緑道” の入り口にたどり着きました。(A1-17)
【辿る編 その6へつづく・・・】(ついに砂川分水全区間達成か!?)