小金井村分水:辿る編 その2

■ルートマップ(砂川分水分岐点→築堤)

※注意:あくまで推定ルートです。

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それでは下流に向います。

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(↑)(A-2)から(A-1.1)方向を見るとこんな感じ。

玉川上水に沿って広がる筋状の森が何とも涼しげ。

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(↑)造成地を南に進みます。

何やら水路も近代的な新型。
(あ、側溝にゴミにとかタバコの投げ捨ては絶対にだめですよ)

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(↑)(A-5)地点。ここからいったん東に流路は進みます。
水流はナシながら、ナイスな開渠っぷり。

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(↑)(A-6)で再び南に向います。
江戸期の水路が掘られた時、ここは南北直線だったとにらんでマス。

しかしながら犬走り路と水路が近くとても良い。

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(↑)犬走り路を進みます。

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(↑)犬走り路を出て(A-7)地点。開渠された水路が続きます。
水路に沿った緑地がこれまたよろし。

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(↑)(A-8)地点。仙川の谷に沿って進みます。

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(↑)(A-8)と(A-9)の中間付近。この辺りも水路と近いです。
ゴミ捨てはイカンですよ!!

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(↑)水路沿いの緑が相変わらず気持ちよい。
あじさいも色を揃えてくれます。

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(↑)(A-9)地点。水路は遊歩道となってます。

実はこの先、地形的には仙川があり、意外に急峻な谷となっています。
この辺り、仙川源頭部に近い上流域とされていますが、昭和以前は春から夏にかけての雨が多い時季に水流は限られていたようです。もちろん仙川は全域に浅い谷を形成しており、武蔵野開墾以前、遙か古代には水が流れる川になっていたはずです。

用水路はこの谷の先にある水田を潤さなくてはなりません。
仙川に放水しては何の意味もなく、どのようにして谷を突破したのか?

それは武蔵野台地でよく見られる築樋と呼ばれる土木技術を使いました。

【辿る編 その3へつづく・・・】(築樋をじっくり観察)

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