梅雨明け、三増古戦場へ。熱中症アラート

関東梅雨明け翌日の17日土曜、「三増古戦場」へULTIMATE号で行った。もちろん「三増峠(トンネル)」を北側から越えて。

関東地方は夏本番突入と言うことで、気温が急上昇。そんな環境ながら、用事を済ませた後の正午過ぎ(暑さMax Time!)自宅を出る。
目指す「三増峠」は、ちょうど1ヵ月前に行ったので今回2回目だからまだまだ三増初心者(笑)。

コースは前回と同じで、尾根幹を経て、あじさい通りと厚木城山線を走り旧小倉橋へ。ここまで31キロ約1時間10分。しかし暑い…。早くも途中コンビニ休息しエナジー系で給水。

前回はスルーして通り抜けたが、今回立ち寄って二連の小倉橋を記念写真。遠くからはよく見ているが近場からだと結構壮観。

510号旧道を中野まで行き、厚木愛川津久井線へ左折。串川の中野橋を渡ってタイム計測開始。まぁ別にレース用の練習しているわけじゃないのでアタックとかはしない。涼しい森林の中の登りだから心地よい。

8:41’0 AV237W

ほどなくピークのトンネルを抜け、3キロちょい下った三増で三増合戦みちに入り、しばらく走って古戦場跡へ。

合戦は1569年、武田信玄vs北条氏康。この辺りが両軍が対峙したところで当時の風景が未だに感じられる。

歴史好きとして是非とも来たかった場所にて初訪問。

「三増峠合戦」は戦国史上最大の山岳戦と呼ばれる会戦だが、実は戦術的な戦闘より甲相両国間の戦略的側面の方が大きく、武田信玄ファンを自認する自分は昔から興味深い合戦の一つだった。

ここに居ると、のぼり旗が見え隠れしたり軍馬の鳴き声が聞こえてきそうな気がした。

しばらく感慨無量に浸る。

 

そして、ここから自宅まで36キロ。体調に異変を感じた。

帰路は相模愛川線と再び尾根幹を使う。
その尾根幹に入った頃、なんだか身体の動きが緩慢になり、ヘンな疲労とちょっと胃けいれんも出てきた。

「あ、ヤヴァ、これは熱中症の初期アラートだ!」

と経験上さとり、いつもの快走で駆けていけば家まで10キロ未満だったけど、矢野口のセブンで一休みし、水とアミノ酸ゼリーを入れる。胃がキリキリ……
取りあえず身体は動くのでゆっくり走って無事帰還。事なきを得る。

7/17(サイクリング ULTIMATE):2:59’37 189.6TSS 1,699kJ
ATL:103 CTL:105 TSB:2

給水は十分に取り、ナトリウム補給も塩タブを20分おきに食していたものの、追いつかなかったのだろう。危ない危ない。

1984年の夏に現在のカテゴリーで言う「III度」やや手前の重症熱中症に罹ったことがある身からすると熱中症の怖さは良く知っている。

今回使用の750mlボトル。炎天下最低1時間1本の給水は必須。
やはり熱中症、舐めてはいけません。