7日日曜の午後、思い立って「鎌倉街道」を走りに行く。
自分的にはとくだん珍しい道でもないし、町田方面から初めて自転車で走ったのも昭和時代(尾根幹は存在しないし、街道の中央部小野路周辺も今ほど開発されていなかった)だった。
この「鎌倉街道」、実は北から辿っても鎌倉には到達できない。(笑)
ルート的には古道を踏襲しているようだが、実際に新田義貞軍が攻め上がった道が残っているわけではなく、近代整備された道路である。
ツーリングのスタート地点は「鎌倉街道」の名称をうたう都道18号起点の「大國霊神社」のある「府中本町駅入口交差点」。
↑旧甲州街道・府中街道交差点の「府中高札場跡」。
この神社近くには間違いなく古鎌倉道があったに違いない。
そして新田軍が鎌倉幕府主力軍と激突した分倍河原古戦場はこの辺り。
騎乗の新田義貞銅像がJR分倍河原駅南側ロータリーにある。
改めて都道18号を南下開始。
以後、(自分的に)目新しいことはないので写真は特に撮っていない。文字で綴る。(笑)
都道は関戸橋を渡り、乞田で「多摩ニュータウン通り」と接続する。18号はここで左折し、町田市小野路方面へ向かう。
尾根幹交差点をパスし、下った先の小野路交差点で左折する旧道と直進し綾部原トンネルを潜る新道とに別れる。今回は新道をチョイス。
ほどなく、「町田リス園」横を抜け、恩田川上流部に到達、以後町田市街地を走り、鶴川街道と出会う「菅原神社交差点」にて都道18号は終着。
「鎌倉街道」としては以後まだ続き、接続する都道3号、52号を南下、横浜線と境川を橋梁で越え神奈川県相模原市へ入り「県道52号」に変わる。
しばらく行くとR16と交差する「鵜野森」へ到着。ここが「鎌倉街道」と名乗る道路としての南端。とうぜんながら鎌倉はまだまだ遠い。
大國霊神社から17.63キロで意外と短い。
この付近まで自転車で来たのは久々、高3以来35年ぶり(当時は淵野辺の交差点。52号はまだなかったと記憶)。あの時はツーリング車で一ノ宮から房総を金谷まで時計回りで走り、東京湾をフェリーで久里浜に渡って鎌倉方面からR467やR16を使ってやって来て、ほぼ上記逆ルートで自宅に戻った。懐かしいな。
で、ここで折り返すのもつまらないから、52号(相模原町田線・北里けやき通り)をもう少し先の相模川まで行ってみた。
「相模原麻溝小」にて「県道46号」(相模原茅ヶ崎線)へ左折し、名勝「八景(はけ)の棚」へ。
写真―と逆光で判りにくいけど、丹沢方面が一望できる。
そしてちょい先の「三段の滝」へ。
まぁなんてことは無い所(失礼!)ではあるけど、周囲はノンビリした公園になっていた。
そしてここを終着点とした。
帰路は都道18号の終点まで同じ道を戻って、鶴川街道経由で帰宅した。走行距離:64.87キロ。
その帰り道、ロードバイクを敵視しているとしか思えない車に遭遇。クラクションを後ろから思いっきり鳴らされビビる。マジ怖かった?。