安かったFulcrum Racing 5 DBをテスト

先日、ガイツーサイトProBikeKitにてフルクラムのディスクブレーキホイールRacing 5 DB(レー5DB)をポチり、発注から15日後手元に届いた。本体(−クーポン割引)+送料+通関課税(消費税)で3万2,487円也。

超安い割りに1610g(ローター等入れず)とディスクブレーキ版としは同クラスで軽量級。スペックはカワシマさんのサイトでも見てください。

MyシクロクロスバイクVITUS ENERGIE CR号に履かすためのホイールだが、ENERGIE CRの標準ホイールはWTB STPi23リム+NOVATEC D791SBハブの組み合わせ。

この構成、C23というワイドリムかつチューブレス(要シーラント)にも対応しているのでグラベルロードとしてはメジャーなセットではあるが、なにせ重い(ローターなど入れないで2kg以上ある)。また公式にはタイヤサイズが37mm以上(35mmでも履ける)とシクロクロス競技では規格外。

もっとも自分の場合、レース前のノギスによるタイヤ幅チェックを行わない下位クラスだから、このホイールで走ってもぜんぜん問題はないのだが、実質履けるタイヤ種類が限られる上(そもそも規格外の35C以上CXタイヤは存在しない(ハズ))、その重量から操舵が重くなりコントロール性が良くない。ついでに腕は痛くなるし脚にもくる。

とまぁ、あまり使い勝手の良くないホイールだったから、CXレースで走れてついでにオンロードやグラベルでもそこそこ使える「C17の安いのないかいな」と探しているうちに消去法からレー5DBが候補筆頭となった。さいしょは上位のRacing 3 DBが本命だったが、「レー5でじゅうぶんじゃね」って思うようになり購入に至った。

なんだかダラダラと長い前置きになったが、久々のこういうインプレ記事書きなので駄文列記となってしまった。失礼つかまつる。

 

そして装着。

WTB STPi23と比べ、ハイトもあまり変わりなく、色も黒で同じだからビジュアル的変化は乏しい。タイヤはチューブレステープを貼っていないので取りあえずクリンチャーのCG CX 32Cを履かせた。

ローターは、レー5DBのAFS規格(外セレーション)にあわせ、センターロック式とせねばならず、キャリパーはSRAMなれどシマノのSM-RT800 160mmを前後に取り付けた。放熱効果の高いアイステクノロジーフリーザうんちゃらとか無関係で決定打は完全にビジュアル優先。(笑)

ロゴはチープ感満載のステッカー。個人的にはなくてもいい。タイヤ装着時に早くもちょっと破けたし。

全体的に1kg以上軽く仕上がり、マシン総重量8.5kgでまとまった。

装着直後、まずは近所の公園を流してみると、先代シクロのカンチ式マシンと感覚が似ていた。操舵性は良いし漕ぎ出しも軽かった。こりゃ良い。3万円台とは思えない一つ上のクラスみたいな乗り味印象。

次ぎに40キロほど多摩サイを走ってみた。

オンロードメインでCG CX 32C前後3.5bar、AV172Wで流す。感覚がよく判る、毎朝のロード練とほぼ同じコースを走った。

漕ぎ出しは良好で加速性能も良い。ただし巡航後のノビが悪い。これは32mmのブロックタイヤのせいだ。そして意外と柔らかい印象。ふだんのロードだとゼロナイトとかシャマルミレといった硬いヤツばかり好んでいるからなおさらか。スポークテンションが初期状態だとヌルかったので、それも影響大かと思う。また、ダンシングするとフレームのたわみと相まってパッドとローターの “擦れ” が認められた。

フロント周りの軽量化でコントロール性が増し、スラロームやクイックターンがしやすくなった。シクロでのクネクネレイアウト走行がマジ下手くそな自分に福音ならんことを祈る。

SRAM  Rival+SM-RT800の組み合わせは悪くなく、異音やビビリはなし。パッドは前後ともレジンをチョイス(F=Kool Stop、R=SRAM純正)しているが、効き具合は緩やかなマイルドでガツンとはならず、カンチ宜しく“当て効かせ” もできる。

インナーリム幅C17のレー5DBはそもそもが標準的なディスクロード用としてデザインされているから、恐らくは想定デフォルトタイヤ幅は25C。今回はシクロ前提の32Cブロックパターンタイヤで走らせているが、これを細身にするとぜんぜん印象が変わるでしょう。25Cタイヤを履かせばシクロクロスバイクでも雨のヒルクライムレースとか使えそう。下山が安全だし。

45Cとかを履かすグラインダーやアドベンチャーなどグラベル用途がメインであればC17のレー5DBだと心許ない。やはりインナーリム幅は20mm以上あった方が絶対に良い。なのでフルクラムの同じシリーズならRAPID RED系を自分なら選ぶと思う。

ちなみにFulcrum Racing 5 DBは、付属アダプターを交換することでフロント:QR/HH15-100 or HH12-100、リア:QR/HH12-142のフレームに対応する。

総括すると、安くて軽い良いヤツを買った。ガシガシ使い倒してやろうじゃねぇか。ってトコだろうか。

(了)

 

12月末現在の二子玉川の河川敷運動場。数ヶ月ぶりに走った。

10月に上陸した台風19号の影響により、大部分が未だ砂に覆われたままだった。

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