Trek Quick Connect Water Bottle Mountを取り付ける

シクロクロスバイクで、ふだんはケージを着けたいがレースでは簡単に外したい。
そしてできればケージとボトルは汎用品を使いたい。

そんなニーズを満たすパーツがTrekから製品化されていて、その名も「Quick Connect Water Bottle Mount」。これを買ってCX車(VITUS ENERGIE CR)に取り付けてみた。

パーツはケージ側とマシン台座側の両方にセットする。

ケージ側パーツのフィンを回して台座へ合体ロックさせる構造。

合体状態でのパーツは多少ごついが、マシン台座側のマウントは、ポッチ程度でスッキリしている。

取り付けのはとくだん面倒ではないが、大半が樹脂製パーツなので力を加えてねじ込むと間違いなく破損するから要注意。取り付けトルクはケージ・台座とも1.5Nm。

なおケージは特に専用の物はないが、トレックの言うところによれば、「ボントレガー RL またはRXL ボトルケージとの相性が抜群」だそうで、ISOYAさんが言うにはケージ下部の台座との接続部分に出っ張りがあると脱着操作がしやすいとのこと。


下部出っ張り

しかし、手元にあったケージ、Tacx?Deva(下部出っ張りあり)、Elite Cannibal(下部出っ張りなし)、Bontrager RL(下部出っ張りあり)で試してみたところ、


左から、Tacx?Deva、Elite Cannibal、Bontrager RL

純正(と言うのだろう)Bontrager RLは自分のが古い世代のものだったからか、取り付けるとグラグラしてしまい即NG。
Elite Cannibalは問題なしだが、着脱で動かす操作がやや難。トータルでTacx?Devaのがいちばん相性が良さそう。

どちらのケージでも外れることはないと思う。
なお、ボトルの保持力はCannibalが良いが、抜き差しは圧倒的にDevaが上。

これによりCX車でロードワークやグラベルライド、給水を欲するレース時にはボトル付き。給水不要時はケージなしということが簡単にできるようになった。