左前ブレーキ3日目な水曜の山練日

エントリー中のヒルクライムレースまであと2か月、追い込みをかける。何せ “登るの苦手” だし(オイオイ)。自宅から稲城大橋までアップし、川崎の某山岳地帯もとい丘陵エリアでL4乳酸閾値。

今朝の山練…登坂距離は短くしたが、正直オッサンとしては、かなりキツかった。

ギアはインナー多様の軽め高回転で、レース距離15キロ後半における “拍車かけ” を想定した実戦練習。お題目は「ダレないでアタックするッス」ww

メイン後は津久井道(県道3号)へ。このまま狛江の水道橋までアップテンポで行こうと思ったけど、(乳酸溜まりそうで)あえて西側の登り間道に入りダンシングL1でリカバリながら丘を越え多摩サイ右岸へ。この後もL2、L1でクルーダウンしながら中野の仕事場まで。結果40キロほど走行。

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ブレーキのお話。
ブレーキを左前にし3日目の朝。仕事場(笑)にてコレ書いてる時点、約140キロほど走った感想。

昨日までは、停止時などにおける細かいバイクコントロール(右手でロック>リアだからハンドルが泳ぐ)でチョット右往左往したが、今朝練で登り下り(特に下り)を繰り返してるうち、自然と左手制動コントロールができた。理由は単純でやはり “利くブレーキ側で自然に手が動く” だった。

自分の場合、利き手側、右の手と腕それに肘がケガや間接痛、握力低下などでやや不自由なため、左手多様は身体的苦痛がかなり減り、ライド後、右腕全体が楽な状態だった。これは喜ばしい限り。

また何より、ケーブルが「自然なカーブを描き」ルーティングでき(そりゃ昨今のコンポは、ワールドワイド版だから欧州標準の左前が設計前提だし)、その曲線構造上、引きも軽くなってメカ的にも優しい。


変更前の右前ブレーキ

右前の場合、特にフロントはかなり窮屈なRを描くから、相当な金属ストレス(ポリマーだと毛羽モリモリ)。わたしのマシンではキュッキュとフロントを引く度にブレーキ本体のアジャスターボルト内壁とケーブルの擦れから生じる異音が不快だったが、その悲鳴は現時点消えた。順次CAYOさん以外のマシン(DAHON除く)も左前に変えていこうと思っている。


変更後の左前ブレーキ

もちろん良いことばかりではない。

一般道を走る場合、日本では左側通行という基本原則があるため、信号停止時など左手でガードレールやポールに手をかけたいときもあろうかと思う。その場合とうぜん右レーバーを引くからどうしても制動は甘くなるしハンドルは泳ぐ。またブレーキングしながらのハンドサインやボトル給水はコントロールのタイミングが違うから最初は戸惑ってしまう。

自分の場合、右手の不自由開放から左前ブレーキに変えて(現時点では)良かったのだが、ライダー自身が違和感ない方を使えば良いと思う。ただし安全面からスポーツバイク初心者の安易な左前ブレーキは推奨しない。

なお、この記事読んで真似して事故っても、わたしは責任は持ちませんのであしからず。

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