調布飛行場用水路 概略

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《ハケから見た眼下の飛行場と富士山》

現在の『調布飛行場(調布空港)』周辺に水路の残溝が点在しています。
歴史的にみて古いものではないので(後述)私はこれまで特に関心を持っていなかったのですが、最近少々興味が湧いてきたので調布飛行場の歴史などを交えて書いていこうと思います。
なお、用水路の名称は便宜上“調布飛行場用水路”としていますが正式名称ではありません。

水路は、調布飛行場と味の素スタジアム、武蔵野の森公園など周辺施設を含めた、南北約2km、東西約2.5kmの区域を取り囲むように二支あります。

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《左:味の素スタジアム 右:調布飛行場管制塔付近》

一つは、現在の府中市多磨町一丁目付近から飛行場東側沿いに南下、もう一つは府中市朝日町三丁目付近から甲州街道に沿って東に流れ、天文台通りを北上(この辺で北上水路は珍しい)、大沢総合グランド北側でこれら二支が合流し、三鷹市大沢五丁目に流れる野川(八幡橋と大沢橋のほぼ中間点)に合流しています。

用水路の歴史は調布飛行場の歴史そのものであり、次は飛行場の歴史にふれたいと思います。

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【注意事項】調布飛行場用水路関連ページは、すべてimakenpressが私的に調べ(文献調査および聞き取りなど)たもので、推測・推理など相当量含みます。歴史的・学術的価値はほぼ皆無ですのでご利用には十分ご注意ください。

引用参考文献:
(1)『子どものための調布の歴史第二版』調布市立図書館、1993年3月15日発行
(2)『東京都 都市精図 調布・狛江市 1:10,000』日地出版、昭和54年発行
(3)『写真集みたかの今昔』三鷹市教育委員会、平成12年11月10日発行
(4)『別冊歴史読本第38(137)号 日本陸海軍航空隊総覧』新人物往来社、1991年1月14日発行
(5)『別冊歴史読本第49(148)号 日本帝国最期の日』新人物往来社、1991年8月26日発行
(6)『陸軍燃料廠』光人社、2003年5月14日発行

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