ガーミン ForeAthlete 620J(with cycle)レビュー【初期設定編】

(前回よりの続き)
ForeAthlete 620Jの設定は、他のガーミン製品とインターフェイスが共通しておりマニュアルを引かなくても直感的にでき自分的には難しくなかった。

 

【はじめの一歩】

まずは、充電とPC用ソフトウェア「Garmin Express」にてデバイスの登録(Garmin Connectとのひもづけ)と管理を行う。
なおACアダプターは製品セットに付属していないが、Edge 510J用で共用可能。


製品付属のクレードル形式のUSBケーブルとEdge 510JについてたACアダプタ

製品をパッケージから取り出した状態でバッテリー残量は40%ほどだった。充電中の操作はできない模様でいわゆる “給電作動” は無理っぽい。
また充電後、ForeAthlete 620Jの中身を確認したらシステムバージョンは最新の2.30に既になっていた。 この辺りは小売店の在庫商品や個体による違いはあるはず。

そしてUSB専用クレードルにForeAthlete 620Jを載せ、コンピュータに繋げ「Garmin Express」にて “紐付け”?と製品と登録を行う。
以前は違うが、現在のガーミン製品はみなこの “儀式” を行わないとならない。
特にスマホ経由でBluetooth接続が行える機種は紐付けを行わないとペアリングできない。

 

【Bluetooth設定】

一通りの通過儀式を終え、改めて本体側の初期設定。
これは初電源投入後、ForeAthleteの問い(生年、性別、身長体重など)に答えていくだけでOK。

次ぎに自分の場合LiveTrackを使うのでBluetoothワイヤレスを設定。

ForeAthlete 620J側 [メニュー]→[設定]→[ワイヤレス通信]→[Bluetooth]→[ペアリング] > コードキーの数字が表示される
スマホ側(使用機:iPhone 6 iOS 8.3)  Garmin Connect Mobileを起ちあげておく > 通信が確立されると上記コードキーと同じ数字が表示される

複数のデバイスがGarmin Connect Mobile上に登録されている場合、マルチペアリングは不可らしい。


Bluetoothペアリングは1:1

ただしBluetoothはバッテリー消費がはやいので、ふだんは「オフ」にした。

※Bluetoothペアリング後「オフ」にし再び「オン」とすればスマホと再接続されるが、ForeAthlete 620Jの場合どう言うわけか時間が掛かる時がある。一度Garmin Connect Mobileアプリを完全に終了させた状態で「オン」にした方が良いとされる(iPhone 6 iOS 8.3で確認済み)。

ちなみにWi-Fi設定をし、機能を有効すると通信環境下(無線範囲)でのデータアップロードが自動もしくはボタンプッシュで簡便になるが、設定はGarmin Expressからしかできない(つまりPCから)、無駄に電力を浪費するなど自分的にメリットを感じないのでWi-Fi運用はしていない。

 

走ってみる>歩いた(笑)】

設定項目はEdge 510Jにそれに比べると遥かに少なく楽だった。
心拍計はEdge 510J付属の「プレミアムハートレートセンサー」をそのまま流用可能で、センサーを水でぬらしチェストに巻いた状態で以下の手順でペアリング。

[メニュー]→[設定]→[センサー]→[センサー追加]→[心拍計]

という事で、案外簡単に初期セッティングを終えたので、装着して走ってみた。いや正確にはウォーキング。

距離は3.51km。LiveTrackを入れ全行程ウォーキング。

ForeAthlete 620Jからアップロードすると、ウォーキングでもアクティビティタイプはとうぜんながら「ランニング」となってしまうがGarmin Connect上でタイプ変更は可能。
HRM-Run対応心拍計を着ければVO2Max (最大酸素摂取量)?の計測ができたり、リカバリーアドバイザーなどの機能もあるがこう言っちゃ何だが「眉唾」…

動作の確認はできたので次ぎに「Ride」モードにし自転車での運用を行ってみた。

 

(続く)

 

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