Windows 8.1タブレット ―Lenovo Miix2 8 実戦投入記(2)

(前回からの続き)サイズ的に日本人好みと言われる8インチサイズ商戦が熱い。
まんまとマーケットの術中にはまった(笑)imakenpressは、Lenovo Miix2 8をチョイス。
さてさてこのチビメカ、使えるかどーか!!??

では、私的レビューでも。連々二

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■Miix2 8の使用感

運良く発売日に入手。
購入先は量販店ウェッブサイトよりネットにて予約購入。
いっけんすると量販店は割高感があるものの、ポイント10%還元&Microsoftのキャンペーンにより “Windowsストアギフトカード 5000円分” 付き(2014年1月10日まで)なので、見方によってはかなり安かった。
ただ “Windowsストアギフトカード” なるものはMicrosoftアカウントに紐付けされるキャッシュなので、同社オンライン販売サイト(Windowsストア、Xbox Gamesストア、Xbox Videoストア)でしか使えず、また利用期限があり、それが半年なのでかなり中途半端。

さて、ブツは発売日朝イチに自宅兼仕事場に到着。すぐに開封したいところだけど、そこをグッと抑え、ロードバイクを飛ばし本日の業務を行う中野事務所へ。

その夜、改めてパッケージ開封。
中身は簡素で、本体、USB端子型ACアダプタとMicroUSB充電ケーブルそれに取説ペラ&OfficeのProduct IDシートのみ。
まぁきょうびこんなもんね。

セットアップは簡単で、電源コードをつけた状態でメインスイッチを押し、Miix2 8から問われた質問に答え、マシン名の入力とWi-Fiを拾ってMicrosoftアカウントを入力するだけ。

大きさ重量比較・フォールド感

iPadminiと比較してみた。
まずは外観と大きさ。


(↑) iPadmini(左)とMiix2 8(右)。Miix2 8の方が若干縦長。

持った感じは金属がやや滑るのでフォールドは良くない。カバーは欲しいところ。

そして重量。


(↑) iPadmini(左)とMiix2 8(右)。Miix2 8の方が33gほど重いが、持った感じの差違はない。


(↑) iPadmini(下):7.5mmとMiix2 8(上):8.35mm。筐体の厚みはMiix2 8の方が約1mm厚い。

セッティング

電源スイッチを含めボタンコネクター、スロット類などのパネルは、縦置状態で右側面に集中。
デスクなどでは横置きするケースが多いと思われるが、その場合、操作の利便から必然的にパネル側が上になり、電源コネクタ(Micro USB)を挿しておくとケーブルは上に伸び、邪魔に感じるかも知れない(少なくとも自分は)。

とうぜんだけどHDDじゃないから(初期状態での)起動時間は速く、ももの数秒。
OSを起ち上げ、中身を見てみるとCドライブ総量48.7G(カタログスペック64Gからリカバリ領域、システム領域などを除いたエリア)中フリーエリアは約30G。

そしてアプリ掃除。
元々から入っているものはそもそも少ないので、対象はタイアップアプリであるMc Afee SecurityやKINGSOFT Officeくらい。1Gほど貯金が増えた。
その他、リカバリー領域の掃除を行えばOSインストールイメージ8Gほど浮き(これを別メディア化すれば良い)そのぶん貯金できるが、面倒な事はやらない。

内包されているOffice 2013は、初期状態では使えず、付属のシートに記載されたプロダクトIDを入力し、本体のダウンロードとアクティベーション、最終セッティングを行う。必然的にネット接続環境を要する。

一通り設定を終えModern UIのスタート画面はシンプルにしてみた。

Windows 8.1タブレット

ハッキシ言ってiOSやAndroidのそれに比べまだまだ。 (^_^;)
タブレットというか小型PCの域を脱していない。

Modern UIでのタッチ操作は8インチサイズでもどうにか自分の指で押せるが、ひとたびデスクトップでの作業に移行すると厳しい。

細かいフォルダー操作や、特にただでさえアイコンが小さい通知領域のタッチなど “神業” に等しい。
(カスタマイズ次第では利便向上は可能だが…)

PowerPointやExcelを走らせてみた。
これは意外にも「アリ」で、操作できる。ただし、キーボード、マウスなどポインティングデバイスの手助けあっての話(この辺りは次回書きます)。

しかしながら “小型Windowsパソコン” として8インチWinタブレットを眺めると、全く別の角度から見てきて面白い。
何より、同じWindows OSベースのモバイルノートマシンより優れた携帯性とコストパフォーマンスに優れたパソコンなので、導入する敷居はかなり低く、手軽かつ手頃。Microsoft Officeがインストールされていることもユーザーとしては大歓迎だ。
またWindowsRT機では不可能なネイティブWindowsソフト(X86 32bit版以下)運用やファイルの取り扱い、さらにはMicro USBやBluetoothなど限定はされるが膨大なWindowsアーキテクチャ用ハードウェアとの接続までできる。
その辺りをかんがみ購入すればかなり使えるサイドマシンとなるはずである。

 

次回はポインティングデバイスの接続やハード面、携帯性などをレポートしまっす!

 

《続く》

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