iMac導入とマシンシフト作戦(3)

我が家仕事場用メインマシンにiMac(21.5-inch, Late 2013)を導入。それに伴ったマシンシフト、データ移行云々四方山話
その私的記録。連々三
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2 二号作戦:Windows 7からMacBookProへのデータ移行

前回のお気楽Mac to Macデータ移行に続いてHP v7060改 Windows 7機からMacBookProへのデータ移行を行いました。
ここでは『移行アシスタント』プログラムを使用しました。

1)電源入れる前。先ずはマシン間をLANケーブル(ルータ経由)で接続

我が家は、一部機器を除きコンピュータデバイスは基本的に無線LANで接続していますが、このデータ移行に関しては遅い無線ではなく有線を使い作業しました。
具体的には、ルータAterm BL900HW(auのホームゲートウェイ)内蔵の1000BASE-T LANポートに双方を繋ぐやり方としました。

より高速かつ安全(閉鎖ネットワーク)に行うには、任意に決めた双方のローカルIPアドレスを同じセグメント下に置き、マシン間をクロスLANケーブルで繋ぐのが確実ですが、まぁHUB経由でも直結と比べさほど速度的変化はないだろうし、IPアドレスセットし直さなくてすむしで上記やり方としました。

2)Win側前準備

Windows側でバックグラウンド各種サービスを何はともあれoff。

アンチウィルスソフト、ファイヤーウォール、Windowsアップデートすべての機能を停止させます。

そしてアップルのサイトからWindows移行アシスタントをダウンロードしてコピー元Winマシンにインストールします。

ローカライズがされていないけど日本語OK。

プログラムは小さいのですぐに終わります。

3)データ移行開始!

その「移行アシスタント」をWindows内で起動させます。

Mac側でも同様、アプリケーション→ユーティリティ内の「移行アシスタント」プログラムを起動させます。

情報の転送方法は、「Mac、PC、Time Machineバックアップ、またはほかの・・・」を選びます。

移行方法は、「MacまたはPCから」を選択。

Mac側、Win側双方で同じ文字列のランダムな数字がウィンドウに表示されます。
一致すればリンクしているってコトです。

それぞれのプログラムでメッセージに従い進めます。

Mac側でWinの内部構造が現れるため、必要になるデータ類を選択していきます。
自分(カミさん)の場合、カレンダーやブックマーク、ほかのファイル(Winマシンのルート階層フォルダが表示される)は不要なためチェックは外した。

選択後「続ける」をクリックするとコピーが開始されます。

終了するまでの大まかな時間が表示され、

コピーデータは70GB程度だった。

待つこと約30分ほどで処理が終わった。
おそらくMac to Mac Thunderbolt結線のと比べ3倍ほど時間がかかったかな。

4)移行の確認

移行アシスタント終了後、MacBookProを起動させると、Windows 7で設定していたユーザ名がログオン項目の一覧に入っていた。
なお “パスワードは改めて設定せよ!” とMacのシステムに言われ、初回起動時にセットしました。

とうぜんながらアプリケーションはコピーされないのでデータレベルのみ。
以下自分的主なチェック項目。

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●ユーザ情報(iCloudアカウント含む)
ユーザ写真含めそのままコピーされていた。
ただし、iCloudアカウント(自分の場合カミさんアカウント)はMac起動時に問われたのでIDとパスワードを入力しMacBookProにセットした。
アドレス帳、カレンダー、メモなどの移行はしていない。

●ネットワークWi-Fi
既存Macでセット済み項目。なので本移行では無関係。

●ドキュメントデータ、iPhotoデータ
Windows 7ドキュメントフォルダに入っていた書類や画像ファイルはMacのユーザフォルダにコピーされていた。ただし画像データは素の状態ではiPhotoライブラリに取り込まれないので改めてiPhotoで読み込ませた。なお画像ファイルは約6000ファイルあり、読み込みには30分ほどかかった。
また、DropboxフォルダはWindowsの構造のままコピーされたのでMac用Dropboxを起ち上げ移行後フォルダにリンクさせた。

●iTunes
音楽データ、ios端末用アプリデータはコピーはされたものの今回の移行後処理で一番面倒だった。
元々Win側のiTunesライブラリは、複数ユーザでの使用を行っていた都合上、デフォルトのiTunesフォルダではなく任意フォルダを作っていた。
それ自体はMacに転送されたがMacのiTunesで認識されず改めて[option]キーを押しながらiTunesを起動させライブラリを読み込ませた。
ただ何故かデータの取りこぼしがあって、いくつかのミュージックデータはiTunes上でファイルの保存場所の再指定を行った。
なおiosアプリは取りこぼしなく、カミさん用iPhone、iPadの同期も特に問題はなかった。
確認後、コピー元マシンの認証解除を行った。

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以上でどうにか移行を終えました。

ちなみに移行後のWindows 7マシンは中野事務所に運び、これまで使っていた自作機(Windows 7 x86タワー)から手動でデータを移行し元気に稼働しています。

 

『iMac Boot Camp導入記』

 

《完》

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