自転車、特にスポーツバイクの異音。
これは非常に厄介かつ気が滅入ります。
私は今まで乗ったすべてのスポーツバイクから異音を耳にしてました。
最初は約30年前、宮田ランドナーで遭遇。
力を入れて踏み込むとパキパキパキ。
原因はクランクの緩みでコッターレス抜き締め工具を使い締めることで簡単に解消。
次はその数年後、ノートンランドナーで遭遇。
宮田号と同じく力を入れて踏み込むとパキパキパキ。
ただ音が宮田号ほど大きくない。
原因はBB不良。交換により解消。
その他マシンでもシャラシャラ音やカラカラ音を聞いてきましたが、原因はネジの緩み、ワイヤー伸び(変速機が音を発する)、ブレーキパッドの決め位置などなど。
そして今回のTrek 2.3。
コイツは踏み込むとカン、カンと小さいながらも周期的な音を発します。
位置としては以下の写真の位置と特定。
(写真のペダルは異音解消後の新品)
さらに推定「右」であることが判りました。
音は小さく走りに物理的実害はないのですが、いかんせん気が散って集中してペダリングできない。 (T_T)
また鳴く度に位置を見ることが多く、その時下を向くので非常に危ない。
停車中にクランクアーム周辺を見たり手で回してみても音は発しないし異常も判らない。
ただ漕ぎ出して4?5分たつとカン、カン音(だいたい上記位置で二回音を発する)。
怪しいのは順に、ペダル → チェーンホイール → BB → フレーム だと思い、まずはペダル締め直してみまいしたが効果無し。
しかしながら、やはりペダルが一番怪しいと判断し、出費は痛いが仕方なく新品と交換(今までと同じPD-6700-C)してみると見事ビンゴで異音は解消。
異音原因は、数日前自転車を壁に立てかけた時、姿勢を崩し右(チェーン側)へガシャーンと転倒したことがあって、それによりペダル軸に歪みor曲がりが生じてしまったのではないかと思います(回転ムラによる擦れ音?)。
上写真は外したPD-6700-C。見た目や手で回しても全く異常は判らない。
なおPD-6700-Cはペダルレンチではなく8mm アレンキーで脱着します。
アレンキーはロングが使いやすい。
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ちなみにシマノのマニュアルには以下のように書かれています。
う?む、ショップに持ち込んで分解修理するより、本体交換の方が安そうだな。